みなさんこんにちは。
道頓堀から抜け出して失礼します。くいだおれ太郎です。
嘘です。
くいだおれ人形のコスプレをしてユニバーサルスタジオジャパンに来ています。ロカフレ編集部のダイソン後藤です。
皆さんは疑問に思われるでしょう。
なぜユニバに来ているのか。
そしてなぜこんな格好をしているのか、と。
この質問に1つずつお答えしましょう。
まず、なぜユニバに来ているのか、という疑問についてですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため約4か月間営業を自粛していたユニバーサルスタジオジャパンがついに営業を再開したからです!!
やったー!!!
ではなぜこんな格好をしているのかというと、こういう理由です。
営業を再開したとはいえ、いまだにコロナ禍が終息したわけではありません。他府県間の移動自粛も解除されましたが、やはりそれなりのリスクが伴います。
そうした状況から、ユニバーサルスタジオジャパンも全面解禁したわけではなく、「年間パスを持っている人」もしくは「関西に住んでいる人」のみに絞って営業を再開しています。
僕は京都に住んでいるので「関西在住の人」に当てはまります。ですから問題なくユニバに行くことができますが、もしかしたら本当に関西在住かどうか疑われて入場できないという危険性も0ではありません。
というわけで、関西在住だということを絶対に疑われないように、大阪の道頓堀から抜け出してきたような関西人丸出しの格好でユニバにやってきました!!
あ、さっきから隣にいるグリコは後輩のゆーだいです。
これで関西人だということを疑われる心配はありません。安心してユニバを楽しんでいこうと思います!!
※関西在住かどうかの判定は、チケット購入の段階で行われます。実際には入場後に免許証などを確認されることはありません。 チケット購入方法は、公式WEBサイトか、ローソンのLoppiの2パターンなのですが、公式WEBサイトから購入する際は住所を登録するので、そこで判断されます。また、ローソンのLoppiでの購入に関しては関西2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)のローソン以外では購入できないようになっています。 |
目次
ユニバーサルスタジオジャパンのルールに注意
意気揚々と入場しようとした僕たちですが、いきなりスタッフさんに止められてしまいました。
実は僕たちのこの格好はユニバのルールに抵触していたのです。
僕たちを見た瞬間スタッフさんが飛んできたのですが、こんな格好をするにあたって、事前に仮装についてのルールはホームページにて確認済みです。
もしかしたら僕のサングラスが「顔が確認できない被り物および特殊メイク」に抵触したのかもしれない、とも思いましたが、ユニバ内でサングラスをかけている人はたくさんいるので違うはず。そもそもこの格好が「パークのクルーやエンターテイナーになりすました言動」に当てはまってしまったのかもしれないと考えましたが、くいだおれ太郎がユニバで働いたという話も聞いたことがありません。
「化粧室内での仮装着替え」がルール違反だということは知っているので、もちろんそんなことはしていません。
ちゃんと自宅で着替えて電車に乗ってきました。
もしかしたら「他のゲスト(特にお子様)に恐怖感を与える仮装、メイク」にひっかかったのかなぁ、なんて思っていると、
「パーク内は楽器類の持ち込みが禁止されておりまして……。」
どうやら100均で買ったおもちゃの太鼓が、楽器類とみなされたようです。
きちんと楽器扱いされて、この100均の太鼓も喜んでいることでしょう。皆さんもユニバーサルスタジオジャパンに楽器を持ち込もうとする際はご注意ください。
相棒(100円)とは一旦お別れ。
それでは気を取り直していってみましょう!!
新型コロナウイルスの感染拡大防止への取り組み
営業を再開したユニバーサルスタジオジャパンですが、来園の制限以外にも様々な取り組みが行われていました。
すべて気づいたわけではなく実際にはもっと多くの取り組みがあるかもしれませんが、僕たちが気付いた点を紹介させていただきます。
検温の実施
入場時に本当に関西在住かどうかの確認はされませんでしたが、検温は実施されました。37.5℃以上だと入場できません。
これは本当に全員がされているので、入場制限がなければかなり混雑していたと思います。入場制限をしているからか、開園直後の10時過ぎに入場しましたが、ほとんど待たずに入ることができました。
ただ単に密を避けるというだけでなく、来園したゲストの満足度を下げないためにも入場制限は必要な措置なのではないでしょうか。
マスク着用の徹底
マスク着用の徹底は、本当に強く感じました。入場時はもちろんチェックされて、マスクを着用していない場合は入場ができませんし、入場後もいろんなところでチェックされます。
アトラクションに乗るために待っている行列の間も、パーク内を散策しているときも、常にスタッフの方が見ておられ、マスクを外している、もしくはアゴにかける形で鼻や口を覆えていないような着用の仕方をしているとすぐに注意されます。アトラクションやレストラン、ショップ等に入る際も必ずチェックがあるので、途中でマスクを失くしてしまったらもう何もできません。
ショーの際中であっても、スタッフさんが声をかけに行きます。
なので、入り口だけマスクをつけて、あとは外す、みたいなことはできません。もちろんスタッフさんは優しく朗らかに注意しておられますが、多分言うことを聞かないと帰らされると思います。
ただ、マスクをアゴまで下げていたギャルに「お姉さん、マスク着用お願いします!……あっ、ほらその方が可愛いですよ!!」って声をかけてたのは、絶対に悪気はないんだろうけど「ケンカ売ってんのかな?」って思いました。
マスクフリーゾーン
マスクの着用に関してはかなり厳しくチェックされているので、食事中を除き、パーク内では基本的にずっとマスクを着用することになります。しかし、この日もそうですが、かなり気温も高く、その中でマスクをし続けているのはけっこうつらい!!
特に子どもたちはぐずってしまうかもしれません。
でも安心してください!パーク中央にマスクフリーゾーンが設置されているので、どうしてもマスクを外したくなった際にはここへ来れば大丈夫!!
マスクフリーゾーンは他の場所とはしっかり区切られており、入り口でアルコール除菌をします。マスクフリーゾーン内にはいくつかのルールがあるので、その説明を受けましょう。
マスクフリーゾーン内のベンチでは4人掛けのベンチの両端に1人ずつ、合計2人までというルールがあります。
たくさんの人がここで休憩していた。今日は暑かったもんね。
アルコール除菌
ユニバーサルスタジオジャパン以外の施設でも多く見かけるアルコール除菌ですが、当然ユニバーサルスタジオジャパンでも実施されています。入場時にはもちろんアルコール除菌が必須。
さらに、パーク内にはいたるところにこのようなアルコール除菌用のスプレーが置いてあります。この写真のような設置タイプもあれば、ショップの入り口などではアルコール除菌スプレーを手にしたスタッフさんが立っておられ、手にスプレーを吹きかけてもらうケースもあります。
アトラクション後も、もちろん除菌
こういったアルコール除菌は多くの施設で取り入れられていますが、入口に設置してあるだけで、入ってからはあまりアルコール除菌を行う機会がない、というところも多いですが、ユニバーサルスタジオジャパン内にはかなりたくさん用意されています。
また、アトラクション待ちのスペースなど、不特定多数の人間が触れるような場所は、スタッフさんが消毒して回っていました。
ソーシャルディスタンスの確保①
ユニバーサルスタジオジャパンのようなテーマパークでソーシャルディスタンスの確保を行うことはかなり難しい課題だったと思います。しかし、パーク内のいたるところにソーシャルディスタンス確保のための工夫がなされていました。
入場時から、足元にはずっとソーシャルディスタンスを確保するためのテープが貼ってあります。
通路にも
アトラクションの待合スペースにも
トイレにも
スパイダーマンのフォトスポットにも
特にアトラクション待ちの行列中は距離が縮まりがちですが、常にスタッフさんが見回っていて、2人までの横並びで前後は広く開けるよう注意されるので、それなりに守られています。
ソーシャルディスタンスの確保②
さらに、ソーシャルディスタンスの確保としてユニバーサルスタジオジャパンがこだわっていたのが、対面で座らないこと。
あらゆる場所で、対面で座らないように机やいすがセッティングされていました。
すべて椅子が外向きのみ
パーク内のレストランでは、『家族のみ対面での食事が可能』でしたが、友だちどうしなどのグループでは対面に座ることができません。カップルや2人組などであれば横並びで食事をすることができるので問題ありませんが、3人以上のグループだと、別れて座ることになるのでご注意ください。
ソーシャルディスタンスの確保③
ここがソーシャルディスタンスの確保で一番のポイントかと思いますが、アトラクションでもソーシャルディスタンスの確保が実施されています。
これはジョーズの乗り場ですが、一列ずつ間をあけて乗り込んでいるのがわかるかと思います。
ガラガラに見えるが、後ろには行列ができている
このように、アトラクションでも基本的に一列空けて乗り込むので、単純計算で普段の倍の時間がかかります。
なので、入場制限をおこなって普段より来園者数は少なくなっているはずですが、それぞれのアトラクションの待ち時間は普段と同じくらい。逆に言えば、アトラクションの回転率が普段の半分でも、待ち時間が普段と変わらないくらいまで入場制限をしてるとも考えられます。
その他
その他にも、当たり前ですが、調理スタッフやゲストと接触するスタッフはマスクやフェイスシールドを着用しておられます。
ゴミ箱にも、少しでも感染機会をなくすための工夫がありました。
その他にも僕たちが気づけなかった工夫がされているかもしれません。こんなのに気が付いたよ!って方はぜひ教えてください!!
営業が再開したユニバに行ってみて
営業が再開したユニバに行ってみた感想としては、新型コロナウイルス感染拡大防止に対してできる限りの努力をしているな、ということと、とにかく楽しかった!ということです。
新型コロナウイルス感染拡大防止に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止に関しては、パークとしてはできる限りの努力をしていると思います。
本当はもっと客を入れたいというのが本音かもしれませんが、入場制限をして、ソーシャルディスタンスの確保に努めていますし、そのための人員もかなり割いていると思います。
もちろん完ぺきではありません。ほとんどの人たちはソーシャルディスタンスを守って線の上でショーを見ていますが、やはり距離を詰めてしまう方もおられます。
しかし、今日ここに来ているということは、ほとんどの人がユニバ好きの人たちでしょう。
パーク側ができる配慮はほとんどされつくされていると思います。ここから先は遊びに来ているゲスト側のマナーや配慮の問題になってくるのではないでしょうか。
万が一、ユニバーサルスタジオジャパンのパーク内で新型コロナウイルスの感染が起こったとしたら、再び営業自粛などになる可能性は大いにあるはず。ユニバが好きでこれからも何度も来たいと思っているのであれば、パーク側だけでなく、ゲスト側も最大限の配慮をするべきだと思います。
暑くても、マスクフリーゾーン以外では必ずマスクを着用する。距離を詰めすぎない。アルコール除菌をできるタイミングでは必ずする。対面では座らない。すこしでも体調が悪ければ、そもそも行かない。
守っていきましょう。
くいだおれおじさんとの約束だよ
とにかく楽しかった!!
あとは、久しぶりのユニバはとにかく楽しかった!!
進撃の巨人 調査兵団の食堂
チキンプレート(税込2,300円)
少し高いけど美味しいしお腹いっぱいになる
初めて乗ったフライングダイナソーはグロッキーになるくらい本格的で楽しい!!
バタービールも楽しい
ジュラシックパークでびしょ濡れになっても楽しい
練習するグリコ
サボるグリコ
轢かれるグリコ
仲間を見つけるグリコ
食われだおれ
こんな格好をしていると色んな人たちから声をかけてもらえる
3~4年ぶりくらいにユニバへ行ったのですが、途中から撮影を忘れて普通に楽しんでいました。丸一日遊び倒して、すごく疲れたけどまた行きたい!!
今日一日は遊びだおれ。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業を自粛していたユニバーサルスタジオジャパンが6/19から営業を再開しました。
しかし、現在ユニバは入場制限をおこなっているため来園できるのは「年間パスポートを持っている人」か「関西に住んでいる人」のどちらかです。
事前に公式WEBサイトかローソンのLoppi(関西の店舗でのみ販売中)でチケットを買ってから行きましょう。
ちなみに僕は前日にLoppiで買おうと思ったら、撮影日(6/28)の分のチケットが売り切れており、慌てて公式WEBサイトから購入するとなんとかいけました。
事前の購入はお早めに!あとLoppiで売り切れていたとしても諦めないでください!!
現在ユニバーサルスタジオジャパンでは新型コロナウイルスの感染拡大防止ため、様々な工夫がされていますが、パーク側だけの配慮では限界が有ります。
今後もパークが再び閉園することのないよう、ゲスト側も、自分たちにできる限りの配慮をしていきましょう!!
それからパーク内は基本的にマスクが外せないこともあって、めちゃめちゃ暑いです。熱中症などには本当に気を付けてください!(あまり大きな声では言えませんが、パーク内の自販機は高いし、夕方くらいにはけっこう売り切れます。)
それではまた、世界にこれまでの日常が戻り、関西人でもそうでなくてユニバで楽しく遊べる日がくることを願って……
バイバイ!!
(おわり)