皆さんの幼い頃の記憶をよみがえらせる姿で失礼します。
ロカフレ編集部のダイソン後藤(写真左)です。
本日は、4/1(土)に名古屋でオープンしたばかりの”色々と話題”のテーマパーク「レゴランド」にやってきました!※撮影日はオープン2日目の4/2(日)
※今回の撮影は特別に許可をいただきましたが、本来はコスプレでの入場は禁止です。
”色々と話題”と言いましたが、その多くが悪い方の話題です。
しかし、実際に行ってみると噂のほとんどはデマだった!!
というわけで、そのデマを一つずつ訂正しながら、「レゴランド」の魅力について語っていきたいと思います。
※念の為に言っておきますが、これは「レゴランド」のPR記事ではありません。実際に行ってみて、あまりに風評被害がひどいと感じた僕がただ皆さんにお伝えしたかっただけです。
目次
twitterに流れるデマがひどい
本記事は「デマに惑わされないで。」というのが目的で、誤情報を流している方を叩くことが目的ではありませんので、twitterアカウントへのリンク等は一切ありません。
年パスでも再入場禁止?
まずはこちらのツイートをご覧ください。
年パスを持っていても再入場がダメ?
これには「何のための年間パスポートだ!」との批判の声が上がっています。確かに年間パスポートを買っているのに再入場できないって、ちょっとテーマパークとしてはありえないですよね。
でもこれデマです。
上の画像だけではデマかどうかわかりませんが、こちらのツイートもご覧ください。
注目してもらいたいのはこの赤丸ではなく、右上の”OSAKA”の文字です。
今回オープンしたのは、名古屋の「レゴランド」ですが、デマの発信源となった画像はレゴランド ディスカバリーセンター大阪のものなのです。
赤丸つける場所が違うだろ、と思わず突っ込みそうになりました。
レゴランドは年間パスポートがあれば何度でも再入場可能です。
※通常の1dayフリーパスだと再入場はできません。ここは改善されてほしい!
大人だけの入場は不可?
ご丁寧に#レゴランド #名古屋 なんてハッシュタグまでつけていますが、この画像は皆さんご存知ですよね?大阪のものです。
悪質なのが、右上にあったOSAKAの文字を上手いこと消してるってとこ。
天保山って書いてあるので、関西の人なら大阪だってわかるかもしれませんが、それ以外の方だとまずわからないですよね。しかもそれだって小さい字だし。
で、これに対して指摘した方がいるのですが、それへの対応がまたひどい
いや、ツイート消せよ。
1500円のレゴランチボックスがひどい?
これも名古屋のものではなく、お台場のレゴランド東京の写真です。小さくて見えずらいですが、賞味期限が2015年になっていますよね。レゴランドのオープンは2017年4月1日です。
ハンバーガーがひどい?
こちらの写真はプレオープンの時にお子さんの好き嫌いがあるということで、レタスが抜かれ包装からだしたもの。
それをあたかもこのままで出てくると誤って拡散されています。
実際にこの店に行って注文してきました。
実際のチキンバーガー
レタスも入ってるし、きちんと包装もされていました。あとジュースもついてきてこれで1350円です。
ただ完璧な状態でも1350円は割と高いな、とは感じました。
まぁテーマパークだからこんなもんか。
ちなみにポテトの写真もちゃんと載せたかったのですが、カメラマンとして連れて行った編集長が撮り忘れていました。代わりに僕から皆さんに謝罪しておきます。
これ以上は腰が曲がりません。悪しからず。
実際に行ってみると
と、こんな感じにデマが流れて大変なレゴランドですが、こういう人たちは間違いなくレゴランドに行かずに批判してますよね。まだオープン2日しか経っていないので、実際に行ってみた生の声がまだまだ少ない!
というわけで、ここからは僕なりの実際に行ってみた様子をお伝えしようと思います。
車で来る人、駐車場の心配はいりません
朝一の駐車場
レゴランドにまつわる噂の一つに「専用の駐車場がない。」というものもありますが、全く問題ありません。専用ではないのかもしれませんが、利用者からすると専用と変わらない駐車場がきっちり完備されていて、案内のスタッフもめちゃめちゃ多い。台数も相当停められるので、駐車場の心配はまずいりません。
エレベーターが広くてすごく助かった。
車を出て2分くらいでこの景色!USJに行ったことがある方は、電車を降りてすぐの飲食店街をイメージしてください。まだ施設外ですが、スタッフさんが大勢おられます。
この格好では入園できない?
こちらで手荷物検査を受けます。飲食物の持ち込み禁止というのはデマじゃなくて本当です。でも安全面を考えると仕方ないのかもしれません。(離乳食はOK)
※5/19追記:熱中症予防に対応するため、水筒の持ち込みが許可されました。
手荷物検査を済ませてさっそく入場しましょう!!
・
・
・
「申し訳ありませんが、こういった格好ではご入場いただけないんです。」
どうやらコスプレでの入場は禁止のようです。
この衣装は1200円もの大金をかけて、2時間弱にもわたる長い長い努力の末、ようやく完成した血と汗と涙の結晶。今回の企画の相棒とも言えるでしょう。ここに置いていくわけにはいきません。
とはいえ、ここで帰ってしまうと事前に購入していた入場券6900円×2人分の金額をどぶに捨てることになります。
「相棒」か「入場」かの二択を迫られ、企画の変更が頭をよぎったその時
「今回だけはOKです!」
おそらく偉いであろう方に特例的に許可を出していただきました。
※画像はイメージです。またしてもカメラマンとして連れてきていた編集長が、ガチでテンパって写真を撮り忘れていたので、当時の僕の印象を頼りに作成しました。
ネット上では、冷酷非道な書かれ方をしている「レゴランド」ですが、この時点で懐の広さを感じますね。
ただ、あくまで特例なので、今後同様のケースでは入場を断られると思います。ご注意ください。
パーク内の雰囲気
おそらく偉いであろう方のおかげで無事入場できたところで、早速園内を回ってみましょう。
入場するとすぐに写真を撮ってもらえる
これも
これも
これも全部レゴ
世界観に入り込みにくい、みたいな話もありましたが、僕は普通に入り込めました。小さい頃レゴっ子だったからかな?
躍動感0でお送りしております。
確かにパーク内から高速道路が見えたりもしますが、それはUSJも同じだし、都市部にテーマパークを作る以上ある程度は仕方ないのではないでしょうか。
飲食物について
色々とデマが流れている「飲食物」についてですが、これは実際にも少し割高感はありました。
「飲食物持ち込み禁止」は個人的には仕方ないかな、と思うんですね。安全面の問題もあるし。値段もテーマパークとしては別に許容範囲内かな、と思う。
ただ、パーク内で買わないといけなくて、金額もそこそこ取るのであれば、もう少しクオリティが上がるといいかな、って感じです。
この顔面のクオリティのやつが何を偉そうにクオリティについて語ってんだ。って議論はまた今度にしましょう。確実に僕が負けるので。
例えば、レゴポテトなんかは「むしろ安い!」って感じました。
レゴポテト450円
レゴの形のポテトフライです。
「アボミナブル・スラッシュ」のオリジナルフローズンジュースも楽しくて満足度は高め。
好きな組み合わせで、自分で作れます。
こういうのだったら全然お金出しても文句ないんですけど、ありふれたハンバーガーのセットが1350円とかだと、やっぱり「高いなー」って思っちゃうのも仕方ないかもしれない。
これがレゴバーガーだったらむしろ「レゴランドすげー!」ってなるんじゃないでしょうか。
ネットで叩かれてた「ピノ」も子どもには大ウケ
スタッフさんについて
実は4/1(土)のオープンの前に、お試しでプレビューデイというのがあったんですね。その時のツイートがこちらです。
これに関しては、僕には「こんなのデマだ!」と断じることはできません。
プレビューデイには行ってないし。なによりこの方は実際に行って、その時に受けた感想だと思うので、もしかしたらその日はあまり上手く回っていなかったのかもしれません。
しかし、今日のことは言えます!スタッフさんはとても気持ちの良い対応でしたよ!
子どもはもちろん、僕のような不審者にも全員すごく笑顔で手を振ってくれます。こんなテーマパークなかなかないんじゃないかな?
プレビューデイの日には上手く回ってなかったって言うのも、そもそもプレオープンってそういうところを再確認するために実施してる面もあるので、その反省を活かしてグランドオープンを成功させるってむしろばっちりなんじゃ?
まだマニュアルも定まってない中、突然コスプレでやってきても動じないあたり、すごくしっかりしている組織だな、って感じました。
アトラクションについて
アトラクションについてですが、僕は座るという動作が一切できないので、乗れませんでした。
代わりに、編集長のやましゅーが体験してきたのでご覧ください。
後ろから2番目がやましゅー。1発勝負で確実に撮影するところが彼との差だと思います。
特に面白いことは起こりませんでした。
……以上です。
ミニランド
製作時間50万時間という信じられない時間をかけて作られた日本各地の様子を模ったレゴの街がこちらです。
レゴのスカイツリー
僕の体が完全に邪魔していますが奥に厳島神社の本殿があります
京都もばっちり
そして一番の力作がこのナゴヤドーム。奥の観客が見えるでしょうか。これはすごいを通り越して狂気を感じます。ぜひ本物(レゴ)をご覧ください。
レゴランドはとにかく子ども視点
ここからが僕が実際に行ってみて一番感じた部分です!
レゴランドはもうとにかく一から十まで全部が子ども視点なんです。
だから大人が物足りないのは当然
「アトラクションがしょぼい」「パーク内が狭い」「休日19時、平日17時に閉まるってなめてるの?」こういう批判はね、全部的外れなんです。
的外れって言うか、視点はずれとでも言いましょうか。批判してるのが大人ってのがもう全然ダメなんですよ。
そりゃ僕らは3時間待ってでも普段体験できないようなアトラクションに1つ乗りたいです。待てるし。でもそれはやっぱり大人視点なんですよ。
これを捨てるのってかなり勇気のいることだと思うんですよね。
だって批判するのは大人だから。
大人受けの悪いことするのはかなり勇気がいる。
でもそれをやったのがレゴランドなんです。
実際に大人から批判は出たけど、子ども達はめっちゃ楽しんでる!!
並ばずに楽しめるものが散りばめられてる
やっぱり小さい子は待てないです。
1時間や2時間どころか、15分だって長いんです。
でも「レゴランド」は待たなくても楽しめるものが散りばめられています。
自由に水鉄砲が使えるし
押すと水柱が上がるボタンはみんな連打するし
ミニランドにたくさん設置されているボタンを押すと何かしらのアクションが起こって楽しい。
こんな海賊船楽しくてたまらないよね。水鉄砲やロープのつり橋、すべり台まで付いてます。
待ち時間なしで遊べるって子どもたちからしたらこの上なく重要なんじゃないでしょうか。
こちらは別途で500円かかりますが、縁日の屋台のようなものがパーク内のあちこちにあって、ここも待たない。いろんな種類の遊びができて、成功するとぬいぐるみがもらえます!
子どもはまた来たがる。
散々褒めた後ですが、僕の率直な感想としては「もうしばらくいいかな。」って感じです。
子どもは子どもは、って言いながら僕自身もめちゃめちゃ楽しかったし、来てよかったなぁ!とは思いますが、やっぱり6900円は高いな、って思う。
それこそほぼ同じ値段でディズニーに行けるなら正直そっちの方が魅力的に感じちゃう。
僕は大人ですから。
だから、今日のフリーパス代に差額を払って年間パスポートにアップグレードはしませんでした。
3回で元がとれるみたいだけど、今年中にあと2回は来ないかな、って。
でもね、年間パスポートにアップグレードしようとみんな並ぶんです。
パーク内のゲストサービスってところでその日のフリーパスを年間パスポートにアップグレードできるのですが、いつ覗いても行列ができていました。
全員子連れです。やっぱり子ども達はめちゃめちゃ楽しかったんだと思います。で、親は「子どもがこれだけ喜んでくれるなら。」ってお金を出すわけですよ。
僕が「高いな。」と思った入場料も、その値段以上に価値を感じた人たちはたくさんいたという事実は伝えておきます。
まとめ
とにもかくにも、このレゴランドの主役は子どもなんです!
これはほんとに一度行った人にしかわかんないと思うんですけど、子どもは全員めちゃめちゃ笑顔なんですよね。
遊び疲れて寝ちゃってる子もどこか満足そう。
僕もいろんな子どもと写真撮ったり、手を振られたり、ハイタッチしたりしました。
これが普段の街中だったら、普通に通報されて一発でお縄についてますよ。
やっぱりこういうの見ちゃうと、「これだけ子どもを笑顔にするレゴランドすげーな」って思うんです。
僕も昨日まではそうだったんですけど、行ったこともない大人がネットの情報だけで批判するのは何か違うんじゃないかな、って。
あと面白半分にデマを流すのはやめよう、ってことです。
とにかく、レゴランドはデマが色々回ってるけど、子連れにはほんとに最高のテーマパークだと思います!
僕も子どもができたら絶対連れて行きますし、その頃にはもっと素敵なテーマパークになってるんだろうな、と今日1日過ごして感じました!!
え?それまでは?
・
・
・
……やっぱディズニーでしょ☆
※今回の撮影は特別に許可をいただきましたが、本来はコスプレでの入場は禁止です。
2017年4月5日 追記:コメントでのやりとりについて
たくさんのコメントをいただきましたが、編集部の方針としてコメント欄でのやりとりはしない事とさせていただきました。コメントをいただいた方には申し訳ございませんが、なにとぞご理解をよろしくお願いいたします。
2019年8月19日 追記:レゴランドのオンライン前売りチケットについて
現在(2019年8月19日)、レゴランドのチケットは当日料金でお一人様2400円ですが、こちらのオンライン前売りチケットからのご購入で、平日お一人様1950円にてチケットを購入可能です。
ちなみに土日祝であれば2100円、16時以降のチケットであれば1700円と、当日チケットでのご購入よりも幾分安くなりますため、家族やカップルにてレゴランドへ!とお考えの皆さま、ぜひともお得なオンライン前売りチケットをご購入ください。
この記事へのコメントはありません。