京都観光ならまずリニューアルされた”京都タワー”へ!子どもの頃行ったきりではもったいないぞ!

京都駅前からこんにちは。ロカフレ編集部のダイソン後藤です。

 

突然ですが皆さん、京都タワーにどのようなイメージを持たれていますか?


京都府外の方なら『修学旅行で行ったことあるよ。』

京都に住んでいる方なら『遠足で行ったことあるで。』

でしょうか?

 

京都のランドマークとして有名な京都タワーは、子どもの頃に行ったことがある!という方も多いはず。

でも、大人になってから行ったことありますか?

 

僕はありません。京都に住んでいるのに。

 

京都タワーに遊びに行く?

というのも、京都タワーに対してあんまり良いイメージを持ってなかったんですよね。

 

まずそんなに高くありません。

京都市内で一番高い建造物ではありますが、東京スカイツリーはもちろん、東京タワーやあべのハルカスと比べても全然低いです。
というか東京や大阪に行けば、京都タワーより高いビルが普通に立っています。(東京だけで187棟ありました。)

だから、ほんとに失礼ですけど『しょぼい』印象が……。

 

それになんとなく、古めかしいイメージもありました。

あくまで僕個人の印象ですが、どこか暗めのお土産売り場で、THE修学旅行生向けって感じの木刀とか売ってる感じ。

 

京都に住んでいる人があえて行く場所でもないかな?って思ってました。

皆さんもそんな印象を持っていませんか?

 

ちなみにtwitterでアンケートを取ってみた結果、

こんな感じ。

やっぱり子どもの頃に行ったきり、もしくは行ったことがない人が多い!

 

 

 

でもね!

この前友人に誘われて、京都タワーに遊びに行ったら、すごく面白かったんですよ!!

もうイメージしてた京都タワーと全然違うんです!!

 

だけどそのことをほとんどの京都人は知らないんだろうなぁ。

僕も全然知らなかったし、友達に聞いてみても知らなかったもん。

これは知ってもらいなぁ……。

 

やってきました! 京都タワー!!(隣はマスコットキャラクターの”たわわちゃん”)

今回は京都タワーの魅力を、観光で訪れる京都府外の方々はもちろんですが、「京都タワーは子どもの頃に行ったし、もういいかなぁ。」って思ってる京都人にお届けしたいと思います!!

 

京都タワーサンドがリニューアルOPENしました。

京都タワーが変わったのは、なんといっても今年(2017年)の4月に、地下1階~地上2階の3フロアに、新たな商業ゾーン「京都タワーサンド」がリニューアルOPENしたことでしょう。

これによって、フロアの雰囲気が全体的に明るい印象に変わっていました!

というわけでまずはこの京都タワーサンドについて紹介したいと思います。

 

地下1階にフードホールができたって知ってた?

 

まずは僕を一発で京都タワーファンに変えてくれた、地下1階にあるフードホールを紹介させてください!

友人に誘われた、というのがここです。

 

明るい1階からエスカレーターを降りると、こんな感じでムーディーな空間が広がっています。

ショッピングモール内で見かけるものとは少し違って、アルコールをメインに取り扱う大人のフードコート、フードホールです。

 

 

 

この魅力を飲み歩きながら伝えたい!!!

 

 

……と実際食べ歩きまくったわけですが、どの店舗も名店揃いなので、短くまとめることができない!!

というわけでフードホールのレポートはこちらにまとめたので、ぜひ読んでみてください!▼

京都の新常識?京都駅前で飲みたいならとりあえず京都タワーサンドでしょ!!

 

 

京都タワーサンドにくれば京都がそろう!

 

フードホールで完全に京都タワーサンドのファンになってしまったのですが、どうやら京都タワーサンドの魅力はそれだけではないようです。

というわけで、ここからは京都タワーサンドを運営する 株式会社 京阪流通システムズの金澤さんに案内していただきます。

 

取材の申し込んだ翌日には各所への手続きを全て終わらせていた超絶仕事のできる人。

 

まずは京都タワーサンドの玄関口とも言える、1階のお土産売り場、『MARKET』です。
僕のイメージでは、なんとなく暗い印象があったのがここ。

 

でしたが、

 

ドン!

ドン!!

ドドン!!!!

 

あれ?

めちゃめちゃ明るくなってる~~~!!!

しかもオシャレ~~~~!!!!

 

なんかイメージと全然違う!!

詳しいお話を金澤さんに聞いてみました。

なんだかものすごく明るくなりましたね! あと入っているお店がオシャレ!
 
ありがとうございます。京都タワーサンドに入っていただいているお店はかなりこだわっていますね。
こだわりと言うと?
京都の名店中の名店だけど、京都駅前や河原町などの観光地からは少し離れた場所にある店を選んでいます。

 

 

写真:京都タワーサンド

たとえばこちらのレ・フレール・ムトウさんは、シューで出来たラスクの『ラシュク』など、本当に美味しい洋菓子ばかりですが、本店は岩倉(京都駅前からバスで1時間程度の位置)にあり、観光の方は少し行きにくい場所にあります。

ここはラシュクはもちろんですけど、チーズケーキが本当に美味しいですよ。

 

 

写真:京都タワーサンド

こちらのUCHU wagashiさんも、場所は神宮丸太町の近くで、京都市の観光地から見ると少し北寄りです。すごくかわいい和菓子は、時間をかけてでも行く価値がありますが、京都駅前で購入できるのは嬉しすぎる!

「人をわくわくさせる和菓子」というコンセプト通り、見ているだけでもワクワクしてきます!

 

落雁という砂糖のお菓子はぜひ一度食べてみてください。きっと驚くと思いますよ!

 

 

写真:京都タワーサンド

こちらの旅籠屋❛利兵衛❜は、京都市の南、城陽市で100年以上続く老舗和菓子屋さんです。ここもやっぱり名店中の名店ですが、観光で行くとなると少し市街地からは離れた場所にあります。

 

 

ここは芋を使った和菓子が絶品です。あとは、抹茶の名産地の城陽だけに、抹茶を使った商品も本当に美味しいですよ。

 

 

すごい! 京都の名店だけど、これまでは少し足を伸ばさないと手に入らなかったものが、京都駅前で手に入るようになったんですね!?
そうですね。そういうお店を探しました。探し歩いて多分1000社くらい回っていると思います。
1000社!? じゃあここに入っている店はまさに選び抜かれた名店中の名店なんだ!!
本当にどの店舗も自信をもってオススメできますよ!

 

他にも毎日午前11時から本まぐろの解体ショーを行い、そのまま新鮮すぎる本まぐろを購入することができる大起水産 街のみなとや、

 

普通の酒屋さんではまずあり得ないという珍しい京都のお酒が並び、試飲をすることもできる京土愛さん、

 

京ばあむさんでは、京都タワーサンド店限定で、焼き立て京ばあむの実演販売も行っています。

 

焼き立て京ばあむを買えるのは京都タワーサンドだけ!

 

食べ物だけでなく、京都らしいお土産を買うこともできます。

写真:京都タワーサンド

 

  

こんなかわいらしい小物やTシャツも京都タワーサンド限定

 

解体ショーがあったり実演販売があったり、回っているだけでも楽しいですね!!
ありがとうございます。見て回るだけでも大歓迎ですので、ぜひ一度立ち寄っていただきたいです。
京都の名店が駅前で楽しめるってコンセプトに加えて、京都タワーサンド限定のものも多いってなると、京都タワーサンド最強すぎません?
そこは本当に入っていただいている各店舗の方々に感謝していますね。
……そういえば木刀は売ってないんですか?
売ってません。

 

京都らしさは残しつつ、オシャレにリニューアルした京都タワーのお土産コーナー。

まさに、ここに来れば京都がそろう。むしろここに来ないと買えない。そんな場所になっていました。

観光やお土産にはもちろん、京都に住む人がプレゼントや、ちょっと良いお菓子を買う時にもめちゃめちゃ良いと思います。
ほんとに女性ウケする店舗ばかりなので、ここで選べばまず間違いなさそう!!

 

 

京都を体験しよう

 

エスカレーターを上り、2階へ行くとそこは体験コーナーが広がっています。

旅行の一番のお土産は『思い出』だと思うんです。そこで2階は京都や日本の文化を体験できるフロアにしました。

 

お寿司の握り体験ができる『大起水産 寿司セミナー』は、法被(はっぴ)を着られるということもあって海外の方に人気!

 

体験後には握ったお寿司が食べられてこの値段ってお得すぎない?

 

このほかにも、

 

写真:京都タワーサンド

おたべの手作り体験ができる『おたべ体験道場』や、

 

写真:京都タワーサンド

清水焼など、京都の伝統工芸を体験できる『あかね屋』に、

 

写真:京都タワーサンド

和菓子作りを体験できる『七條甘春堂 和菓子体験教室』など、”京都”を体験できるワークショップがたくさん用意されています。

 

ワークショップを体験してみた!

その中でも特に気になったのが、食品サンプルの制作体験ができる『でざいんぽけっと』さん。

せっかくなので体験させていただきました!!

海外の方に大人気の『回転寿司2貫セット(3,480円)』と、ここ京都タワーサンド店限定の『抹茶パフェ(2,980円)』から選べますが、限定という言葉に弱いので抹茶パフェを選択!

食品サンプル制作技術者の資格を持つ職人さんがスタッフとして常駐しており、丁寧に説明してくださるので安心!

 

こんな感じで、材料は揃っているので、基本的には盛り付けがメインになるのですが、最終的に抹茶パフェのわらび餅になる予定のスポンジは「自由な形に切ってください。」と言われるので、オリジナリティが出せます。

 

この部分です。

 

見本みたいに立方体にしてもいいし、星形にしたり、ハート型にする人もいるんだって。

 

細かい作業は得意じゃないんだけど、

 

切り終わったスポンジは紙コップに入れて

 

染料を加えてかき混ぜると抹茶色になります。

 

あとはクリームにもなる接着剤を敷き詰め、

 

そこに色々と盛り付けていき、最後に先ほどのスポンジをのせると

 

完成!!

スポンジはロカフレ型に切っていました。

どうです? なかなかの出来栄えじゃないですか?

 

そして完成したこちらの食品サンプルは持ち帰ってメモクリップとして使用できます。

家族やカップルなんかで一緒に作って、京都旅行の写真なんかを挟んでおけば思い出としてバッチリ残りそうですね!

 

 

ちなみに、なぜ京都タワーサンドに食品サンプルのワークショップが入っているのかと言うと、食品サンプルは日本発祥の文化なのだそうです。今ではアジアの一部の地域では少しずつ取り入れられているものの、世界的に見ると珍しく、日本の技術が詰まっているもの。

だからこそ、京都らしさ、日本らしさを集めた京都タワーサンドで日本の文化を広めているのですね。

 

小さく文字が書き込まれているのですが、これは来店した方の出身地を示したもの!

この地図が埋まる日が楽しみですね。

 

体験だけでなく、既製品を購入することもできます。

 

こんなフォトスポットもあるので、京都タワーサンドに来た際にはぜひ立ち寄ってみてください!

 

このフロアすごくいいですね! お寿司や和菓子を食べるなら、少しだけお金をだして自分で作る+食べるの方が楽しいし、自分で清水焼に絵付けをしたり、食品サンプルを作ったりできると、より思い出に残りますよね!!
ありがとうございます。私も先ほども申し上げた通り、旅の一番のお土産は『思い出』だと思っているのですが……
ですが……?
ですが、エスカレーターを上がるハードルが高いのか、1階に人がいてもなかなか2階まで上がってきていただけていないんですよね……。
もったいなすぎる……! でも確かに僕も案内されなかったら2階にまで登ろうとは思わなかっただろうなぁ。
なかなか周知できていない我々の力不足ですね。
みなさーん!! 京都タワーの2階は面白いですよー!!!

 

京都タワーサンド
TEL:075-746-5830(9:00~20:00)
〒600-8216 京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町 721-1
(JR京都駅地下東口より連絡 徒歩2分)

営業時間:1F マーケット 9:00~21:00
     2F ワークショップ 9:00~21:00
     B1 フードホール 11:00~23:00

※一部店舗は異なります。

 

京都タワーサンドだけじゃない!

と、地下1階から地上2階の3フロアに渡って生まれ変わった京都タワーサンドを紹介しましたが、今回は「京都タワーサンドってスゴイでしょ?」ってだけの記事じゃないんです。

もちろん京都タワーサンドはスゴイのですが、京都タワー自体が、やっぱり良いんです!

 

京都タワーは低いけど高い!

まずは肝心のタワーからの展望について。

最初に言ったように、京都タワーって、他の展望タワーに比べるとそんなに高くないんですよね。

でもね、そもそも京都と、東京や大阪では条件が違うんです。

というのも京都市内には『景観条例』と言われる条例があって、その条例の一つに高さ規制として、建築物の高さを31m以下に定めるものがあるんです。その中で京都タワーの131mという高さはかなり際立っていて、他の建築物よりも100m高いんですよね。

だから、景色はすごく良いんです。ほかの建物が低い分、すごく遠くまで見える。

 

その景色がこちら。

 

京都市は、北東西の三方を山に囲まれているのですが、その様子がばっちりわかることはもちろん、

 

少し離れた場所に位置する『清水寺』もこれだけハッキリ見ることができます。

 

これは五重塔で有名な東寺です。

 

この日はボヤっとしか見ることができませんでしたが、天気の良い日にはあべのハルカスもはっきり見えるそうです。

 

おまけにこの望遠鏡が完全無料で、さらに性能がすごい!

これ覗くとけっこう感動するレベルで色々ハッキリ見えるので、ぜひ現地に行って試してみて欲しい!

 

この記事は最初に言ったように、京都人向けに書いているのでその立場で話しますが、普段知っている京都の街を上から眺めるのは、旅行先の展望台から始めていった街を眺めるのとは違った趣があります。

あ、『あそこはうちの近くだ。』とか、『あのあたりが母校だ。』とか、『あそこ一緒に歩いたな。』とか、東京スカイツリーに登った時は数分で満足した僕でしたが、ここなら何十分でもいられるな、って思いました。知ってる街を上から眺めるの楽しいです。

 

夕暮れ

 

結局日が沈むまでずっと眺めていました。

夜になると表情が一気に変わって、カップルで眺めるのに似つかわしいのではないでしょうか。

 

展望室には『たわわちゃん神社』もあったので、お参りしておきました。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

カップルにオススメ!スカイラウンジがオシャレすぎる

さて、日も沈んできたところで、少しアルコールなんかも欲しくなりますよね。

地下1階のフードホールに戻っても良いのですが、せっかくならタワーから見える景色を楽しみながらグラスでも傾けたい。

でもそんなわがままを聞いてくれるような場所なんて……、

 

ありました。

スカイラウンジ空。こちらは展望チケットは無くても入店できる上に、京都タワーからの景色を眺められるラウンジです。

 

こちらのチャージ(席料)なんと300円! ドリンクも750円からと、お手頃すぎる!

気になる店内の様子はと言うと、

 

どひゃ~!! オシャレすぎる~!!

 

オシャレすぎて僕が全っ然似つかわしくない。

 

景色も素敵すぎない?

 

 

……まぁ隣にいるのは

編集長なんですけどね。

 

 

まとめ

 

この日は昼の12時から取材を始めたのですが、帰えるころにはすっかり日が暮れていました。

展望タワーというと、『旅の途中で少し立ち寄る場所』という印象がありましたが、ここ京都タワーは一日過ごせる、『その日の目的地となる場所』でした。

 

京都に住んでいるのに、あんなに普段目にしているはずなのに、京都タワーが今こんな素敵な場所になっていることに気づきませんでした。

 

京都タワー、『子どもの頃に行ったしもういいかな。』なんて思わずに、ぜひ一度訪れてみてください。

 

(おわり)

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