無人島にドッキリでぶち込まれた板前が2泊3日の自給自足に挑戦した話


めんそーれ。無人島の岩場の影から完全なミスマッチを起こして失礼します。

 

ローカルのフレームを切り取ってお伝えする「ロカフレ」で、体を張ることに特化したライターの「ぼり」です。本職は板前です。

 

割とおかしな企画タイトルですが、沖縄に発つ1ヶ月前より、この話は始まっていました。

 

〜遡ること1ヶ月前〜

ぼりさーん!ぼく、釣りが好きなんですね。それで、来月無人島でぼくが釣った魚をその場でぼりさんが捌いて「てんぷら」にするって企画やりたいんすけど。
(ライター完全に関係ないな)
で、それを記事にしたら何かおもしろくないですか?
(記事化すんのか。だから呼ばれたんだな。)
もう飛行機とか取っといたんで、そういうことで!
え、待って。もう決定事項なの?大体もし魚が釣れなかったら無人島で二人で餓死するじゃん!
やだなぁ、もちろんいざって時の為にこっちで食料とかは一通り用意していくにきまってるでしょ!ぼりさんは料理道具一式さえ持ってきてもらえれば大丈夫なんで!
(まぁそういうことならいいか。無人島でサバイバルってちょっと憧れてたしな。)
ほら、返事は?
かしこまりました!せっかくなんで楽しみましょう!

 

とまあ、タイトル見た通りなんですけど、この時点で騙されてました。

 

 

そして出来上がったのがこの記事。

「それを記事にしたら何かおもしろい」ってところにまさかここまで深い意味が込められていたことには当時は全く気がつきませんでした。

 

ドッキリを受けた人間が、ドッキリを受けた様を記事化させる時点で、この「ロカフレ」というメディアがどれだけ頭の狂った愉快なメディアなのかはご理解頂けるかと思います。

 

ぼくがどの部分で騙されていたのか。その辺りも「ぼり」の目線に立ち、やさしい気持ちで読んで頂けたら幸いです。

 

それではいってみましょ〜!!

 

沖縄到着&編集長と合流

4月前半のお昼過ぎ、ぼくは個人のお仕事で出張調理を行っているので、いつもの調理道具セットと共に沖縄へ。

10年ぶり(修学旅行以来)の沖縄に表情が完全にウキウキしてますね、かわいらしいですね。

 

でも、搭乗前の荷物検査ですでに空港で止められてました。

 

お客様、お預かりの荷物ってコチラですか…
そうですけど、なんか問題ありますか?
いえ(真顔)

 

やや逆ギレで押し切った形ではありましたが、客観的にみて空港スタッフさんの違和感は正しかったと思います。

 

だってこれ、近所のスーパーからもらってきた発泡スチロールだから

 

みなさんの頑丈なキャリーバックに紛れてガムテープで止められた発泡スチロールが貨物ローラーに乗って運ばれてくる違和感は秀逸でした。

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沖縄初日「現地レポ(観光)」

お迎えにきたのは編集長兼カメラマンの「やましゅー」。四六時中へらへらしてる、割と腹の立つやつです。

 

ぼりさーん、3日間よろしくお願いします!
とりあえず料理道具だけしか持って来なくていいって言われたから、本当に道具しか持ってきてないけど大丈夫?
多分大丈夫ですよ〜。なんかもう既に運営部は無人島に入って満喫してみるみたいです。ぼくたちはホテルに一泊して明日の朝、無人島へ出立になるみたいです!
(やっぱ運営部の個人的な遊びの企画だ)
無人島への船は明日の便を運営側で予約してくれてるみたいなので、今日は現地レポということで、本島を散策しましょう!
(っ!!高校生以来の沖縄観光…!!)

 

現地のレポという仕事がなんなのかはよくわかっていなかったのですが、とりあえず楽しいことを伝える(お金を使って)ってことなので、贅沢を尽くし、10年以上ぶりの沖縄観光兼修学旅行の気分を満喫する1日目が始まります。

 

記念撮影して

※国際通りは毎週日曜日12時~18時の間、交通規制で道の真ん中を歩くことができます。周りの方の邪魔にならないように撮影しました。

 

完全にハメ外して

 

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自分の名前入れたTシャツ作って

 

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飲んで

 

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食べて

 

 

幸せ過ぎて死ねる、コレ。

 

 

 

途中でやましゅーがTwitterにて苦言を漏らしてました。黙ってろ

 

 

ぼりのすーぱーザックリ沖縄レポ(国際通り編)☆

あ、これだけ調子に乗っておいてなんですが、遊びじゃなくてレポのお仕事だったので、お世話になったお店の紹介をしますね。

 

Tシャツ作ったお店

沖縄本島でプリントTシャツを作ることができるのはこの1店舗だけらしいです。

5分もしないうちにできたので、海人Tシャツとかが見飽きた人はここで作ってみるのもいいと思います。

コスミックワールド

 

ソーキソバ食ったお店

ソーキそば、タコライスが500円!!!店主のおじさんが写真映えする沖縄感をお持ちでした。

でもちょっと怖かったので写真は撮ってません。

[食べログ]ジャンゴジャンゴ

 

このTシャツ、絶対ほしい人いるよね?「ぼりさんTシャツ」。読者プレゼントとかにしていい?
誰がデブの汗が染み込んだTシャツ欲しがんだよ
結果で黙らせてやっから見とけよてめー

 

 

その後もいちいち小言がうるさかったので、編集長やましゅーにも飲ませ、共犯にしたところで1日目終了。

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そういえば、ぼりさん明日は大丈夫ですか?
あぁ、てんぷら揚げるだけっしょ?一応そっちが本職だから大丈夫。なんなら楽しみかな。
いいですねー。ぼくもカメラマンっていいポジションで来れたわ。
俺も板前やっててよかった。てんぷら揚げれてよかった…ロカフレのライターでよかった…

 

 

 

 1日目の感想。「ロカフレは神」

 

 

 

 

無人島上陸当日

翌朝、いよいよ無人島に向かうとなったところで気候の異変に気づきます。 

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風つっよ。天気わっる。

 

自給自足の舞台、沖縄県「南浮原島」

ぼくが3日間を過ごしたのは沖縄本島から船で20分ほどの場所にある「南浮原島」。面積0.07km²、周囲1.31km、標高4m(Wikipedia調べ)の小さな小さな無人島です。

googleマップより

 

曇り空にテンションを1割ほど持っていかれつつ、期待に胸を膨らませて向かう無人島。

 

それはきっとバカンスで、少年の頃に抱いていた夢の島。

 

まさかこんな少年時代の「夢」を叶える機会を頂けることになるとは、言葉通り夢にも思っていませんでした。

この時点でもまだ「ロカフレ」のライターをさせて頂いていることに感謝してました。

相変わらず編集長やましゅーもへらへらしています。

 

 

船で無人島に向かおう☆

沖縄本島から無人島へは船で。

沖縄のイメージから寸分の狂いもない現地人、「松本さん」が送迎してくださいました。

なんやその格好は~テレビかなんかか~?
板前です。
だいぶ濡れるから水着の方がいいぞ~
大丈夫です、がんばります。

 

「支払いが追いつかなくなって海外に飛ぶ前の板前」みたいですが、気にせず荷物を積み込み乗船、いざ無人島へ。

 

 

予定ではこーゆー船で優雅にクルージング的な感じだったんですけど、

 

実際はこんな感じでした。(ディスってはいません)

 

船に揺られること20分、1秒も休むことなく水しぶきを浴び続けます。

 

 

(やっぱもう帰りたい)

 

そんな気持ちを胸に、辿り着きました。南浮原島。

 

無人島に上陸しよう☆

辿り着いたのはだいたい14時頃だったのですが、引き潮マックスの時間帯。

 

これ以上は進めないとのことで、ここから陸までは全ての荷物を抱えて徒歩。

松本さんのおっしゃっていた通り、びっちゃびちゃになりました。先人の言うことはちゃんと聞くべきですね。

 

ここまでで松本さんのお仕事は終了。別れを惜しみます。

 

寂しい気持ちを抑えつつも人生初の無人島に心が踊り、ちょっと周りを見渡していたら、ぐんぐん潮が満ちてきて、荷運びの往復をしている間に荷物が流されました。

 

みるみるうちに地面が海水に侵食されていきます。恐怖。

 

普段は潮の満ち引きなんか気にもしませんが、無人島では自然界の恐ろしさをさっそく肌で感じることになります。

 

この地面が

 

ものの1時間ほどでこうなります。

 

これ全く同じ位置から撮影してますからね?200mくらいあるのに・・・

 

 

荷物を運びきり、上陸の時点でずぶ濡れになって使い物にならなくなった割烹着を脱ぎ捨てます。

板前としての写真はここまで。今後は国際通りで作ったTシャツもしくは高校生のときの体操服で失礼します。

 

本当の無人島

ここで現地で合流予定だった今回の企画発起人であるロカフレ運営者に連絡。

なかなか電話がつながりません。(南浮原島は電波がある)

と、いうか人の気配が全くない。

(無人島って、今俺がいる時点で「無人島」とは呼べないよな、だって俺いまここにいるし。ってことは「無人島に上陸」って日本語としておかしくない?)とかボーっと考えていました。

 

まあ、無人島なんでそもそも人影がないのが普通なんですけど、現地で合流するはずだった運営部が上陸した痕跡みたいなものが一切なかったんですよね。

 

鬼のように電話をかける編集長兼カメラマンのやましゅーが焦り始めます。

 

ここでようやく運営部と電話が繋がります。

 

あ!やっと出た!ちょっとどこ〜!荷運び手伝ってや〜!
編集長様おつかれ。ガムテープでバリバリに留めた紙袋を渡してるよね?それちょっと開いてみて
え、これ?うん
(ガサガサ…)
スケッチブックと鍵のついた袋4つある?
ある。
それ、ぼりさんに持たせて写真撮りながら開いてって

 

 

 

強固なガムテープで固められたスケッチブック。今後の再利用をする気はないようです。

 

開封。

 

 

理解が追い付かない僕

 

 

 

 

一旦「紙芝居で生計をたてているおじさん」の格好で写真を撮り

 

 

 

  

 

 絶望。

 

 

編集長様そういうことだ、よろしく。
え、待って。どういうこと?というか、これせめて俺には知らせて…
あ、あいつ電話切った!!

 

 

 

 

 

ここにきてようやくこの企画がただのドッキリだったことを知らされます。

 

やましゅー何か知ってたの?正直に答えて
いや、まじで知らないっす。てかぼくも巻き込むとかあいつ…

 

ここで、スケッチブックに収められたひととおりの画像をGIF動画にてお楽しみください。

 

いろいろと葛藤し、やましゅーとの現状確認のやりとりの末、完全に心が折れて寝る私氏。

ここから2時間ほどの睡眠に入ります。

 

その間に見かねたやましゅーが海水でびちゃびちゃになったテントを設営してくれました。

グッジョブ。

 

晩御飯をみんなに決めてもらおう☆

辺りが薄暗くなってきたころにようやく目を覚ましたぼく。スケッチブックに書いてあった「お題」に取り組みます。

この鍵付きのレターパックの中に食材が用意されていて、人間のクズ運営部が用意したお題をこなせば鍵番号を教えるとのことです。

正直大人二人の腕力とその辺に落ちている石なんかを使えばぶち破れそうですが、ライターとしての理性がかろうじて残っていたのでこのお題に乗ってやろうと思います。

 

それでは改めましてコチラをご覧ください。

 

 

 

 

だいたい結果は想像できますね。

 

 

 

全力の放棄(*「社畜」とは運営部のあだ名)

 

 

ふざけやがって。

 

 

 

ぼりの食事アンケートの結果☆

気を取り直して行なった実際のアンケートと結果はコチラです。

 

 

でしょうね。

 

 

 

100名以上の暇な方々がアンケートに答えてくださいました。

まあ正直、石垣牛とかは食べてみたかったんですけど、この際ほんとなんでもよかったです。

既に死ぬほどお腹減ってたので。

 

そんなこんなでアンケートの結果をお伝えし、鍵の番号を教えてもらいました。

 

ただ、袋にナンバーとかが書いてなかったので、中身のわからない状態ではどれが「おはぎ」なのかもわかりません。

教えられた鍵のナンバーは「000」。とりあえず順番に試していったところ、全ての袋がこのナンバーで開きました。

 

「アンケートには一体何の意味があったのか。」この疑問を抱えつつ全ての鍵を取り払って出て来たのがコチラ。

全ての袋に一つずつどら焼きが入ってただけ。

 

なにがここまで運営部(社畜)の根性を歪ませたのかはわかりませんが、無人島にいる板前に仕掛ける罠としては残酷すぎます。調理することすらできないんですから。

ここで飲食業界のことわざをひとつ。

「板前殺すにゃ包丁いらず」

板前を潰したければ仕事(料理)をさせなければいいという恐ろしいことわざなのですが、まさにこの状態ですね。みなさん覚えておいてください。

 

ちなみにこの時の運営部のツイートがこちら

この他人事感、とても血の通った人間とは思えない。

運営部はきっと幼少期、近所に住んでる板前にひどいことをされたんだと思います。そうじゃないとこんな仕打ちは人間の心を持ち合わせていたらできないはずです。

 

・・・ただ、どら焼きはおいしかった。

 

 

この辺りでようやく、「ロカフレ」のライターであることを後悔しはじめました。

 

他のライターは「浅草で人力車のってみた☆」とか「京都で舞妓さんと遊んでみた☆」なのに、なぜぼくだけ「沖縄の無人島でドッキリ自給自足してみた☆」なのか。

 

そんな想いを心に秘めて1日目終了。街灯がないので、異常に辺りが暗くなるのが早い。

 

やましゅーが設営してくれた、海水でびしょ濡れのテントに入ります。

 

 無人島1日目感想。「不安がすごい」

 

無人島生活2日目

 

びしょ濡れのままのテントと寝袋に包まれて寝た気持ち悪さで満足な睡眠を得られないまま朝を迎えます。

ようやくぼくたちの持っている「生きるための道具」を確認。

 

ぼりの持ち物

  • お米(運営部からの指示)
  • オリオンビール3パック(嗜好品)
  • 卵(てんぷら用)
  • パン粉(フライ用)
  • 塩(味付け用)
  • 油(写真外)

 

  • カセットコンロ
  • てんぷら鍋
  • 包丁、まな板、料理箸
  • だしまき卵用の鉄製フライパン

 

材料さえあれば、ある程度なんでもできるようには仕上げてきました。

……材料がないので何もできませんが。

 

やましゅーの持ち物

 

 

釣竿

 

素潜りセット

 

はんごう

 

ライト

 

 

え、こんだけ?
いやいや、ぼりさんビールって…
(無視)てゆーか今朝からお腹痛い
あ、ありますよ、コレ。

ありがたいけど、厳選する荷物の中にこれ必要?
いや、ぼく汚いのとかほんと無理なんで。
ありがとう。(こいつたぶん無人島無理だ)

 

無人島についてから徐々に険悪な雰囲気になっていきながらも、「何か食料を確保しないと、単純に辛い」という事実に直面した為、力を合わせて自給自足スタート。

 

 

家を作ろう☆

昨晩の大空の下でのテント宿泊で気づいたのが、無人島のテントは「恐怖がいっぱい」ということ。

 

そもそも砂浜にテントを立てているので、安定感がないことと、抜群に風通しのいい立地に加えて潮風が吹き付けてくるので、夜中じゅうテントが風に晒されて変形していました。

 

(せめて屋根のある場所がほしい…)

 

見渡せば両端が見えてしまうほどの小さな無人島探索がはじまります。

 

 

小さな丘を駆け上がったところにちょっとした空間を発見

 

 

 

先住民の生きた証拠を見つけてしまった。

 

 

おそらくトイレ。人の排泄したであろう痕跡のある場所に住居を構えるのは嫌だったのでこの場所は却下。

 

 

 

座礁した船のようなものも見つけたので、「これを岩場にたてかけられれば屋根になる」と思いつくも微々たるも動かず断念。

 

 

しばらく色々見渡した上で、疲弊して座り込み、

 

 

 

家づくり放棄。

 

 

ぼりさん頑張って(へら)
いや手伝え

 

 

 

火起こしにチャレンジ☆

次にチャレンジしたのは火起こし。

 

 

 

流木を拾い

 

 

 

カセットコンロに設置。

 

 

種火が起こったらコンロを引き抜き、熱くなってきたので上着も脱ぎ、

 

 

 

「暗雲の中で炎を操る中ボス」みたいになりました。

 

いやーあったかいですね
やましゅーなにしてたの?
お土産用にキレイな貝殻拾ってました(へらっ)
(イラッ)

 

 

釣りにチャレンジしよう☆

火も起こせたところで、ようやく食材調達をスタート。

人を無人島に連れてきておいて一人優雅なティータイムを楽しんでいるクソ野郎に「板前が無人島でフルコース」なんて無茶なお題を振られているので、なんらかの食材を手に入れなければまりません。

 

ぼく、正直あんまり釣りしたことないんですよね。でも、ぼりさん板前さんだからイケますよね!?
いや、板前と釣り人って違うから
仕掛けのつくりかた教えてください!
ねぇ聞いてる?板前は魚買う側だからね?
うわ、エサくっさ!
(だめだコイツ……)

 

 

 

2人の素人が手探りで「釣り」を開始。

小一時間で12個あった仕掛けが全て1投で根がかり(岩とかにひっかかってとれなくなること)して、釣りでの食料確保は夢に終わりました。

 

また、記事に書けるような面白いことも一切ありませんでした。不甲斐ない。

 

この状況でなにヘラヘラしてんの?
いや、ぼく常にこれなんで

 

無人島で食糧がない状態でもヘラヘラさを失わないやましゅーにほんの少しだけイラっと癒され、続いてモリに挑戦。彼の笑顔を守るため、より一層の使命感を宿します。

 

モリにチャレンジしよう☆

やましゅーが用意してくれたウェットスーツ代わりの衣類のサイズがMだったので、着用するだけでも呼吸が苦しかったです。

 

 

体のラインがしっかりと映し出されます。

ちっちゃかったですか?
ヘラヘラしてんじゃねぇよ

 

手にもっているモリを強く握りしめ、海に潜ります。

 

 

 

魚が、いない。

 

 

本当にいない。

 

 

こうやって写真をみるとなんだか「THE沖縄☆」「ダイビング」って感じに見えるのかもしれませんが、上から見たらこんな感じ。

 

浅瀬が半端じゃない距離まで広がっているので、波が来たら打ち上げられるほどの浅瀬での狩りでした。

 

 

 

3時間ほど潜ったにもかかわらず、基本的にはコインゲームで言う1点と3点のやつしか発見できず。

※画像はイメージです。

 

やばい。このままだと記事にできない。

 

結果の出せないモリでの狩りを諦めかけた頃、ようやくヒット。

30歳の独身男性が我を忘れるほど喜んでいる姿をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フグです。

 

立て続けにウニもゲット

 

 

 

それに続いてやましゅーが、その辺の岩場に歩いていたカニを3匹ほど捕まえてきました。

獲得数的にはぼくの勝ちですね
セコいな

 

 

 

合計4時間ほどの狩りの末、フグ1匹、ウニ1匹、カニ3匹をゲット。

寒さに凍えながらメニューを考案します。

 

あ、野菜的なもんたんねーわ

 

無人島で食べられる植物を探そう☆

無人島で食べられる植物ってなんかあんのかな…
かぼちゃのてんぷらと大根のお味噌汁が食べたいです
もうお前は黙ってろ

 

無人島での「食べられそうな植物探し」が始まります。

 

岩場に咲く花

 

 

 

 

葉っぱのなんとも言えない色が危険を漂わせます。

 

 

 

岩と同化した色で明らかに不健康さをただよわせる花

 

 

 

 

これまで生きてきて見た中では最大級の果肉植物

 

 

 

 

無人島で発見した中で一番怪しい果実

 

 

 

しかも表面に棘がある上に取れません。

 

 

未開拓が過ぎる

 

食材調達完了!いよいよ板前の自給自足フルコース☆

さて、いよいよ板前であるぼくが呼ばれた意味が出てきました。

今回持参した道具をフルに使っての調理にとりかかります。

まずは油の加熱とはんごうでの炊飯。

 

空き時間を利用して卵焼きも。

 

ながして

 

焼いて

 

どや顔。

 

 

一切板前の風格を感じさせない髪型と服装で、だしまきたまごの価値を下げてしまいそうで申し訳ありませんが、たまごは無人島上陸前にコンビニで買った「琉球の塩」で味付けして作らせていただきました。

 

1品目「琉球塩のだしまきたまご」

 

食レポ要員としてのやましゅーもさすがにテンションが上がり気味。

 

 

いやー、実際板前さんの料理を無人島で食べれるとかめっちゃ贅沢ですよね!しかもフグとウニとカニでしょ!?まじでやばいですよね!!
……まあな
とりあえずめっちゃ腹減ってるんで、もう食べたいです!ほんと楽しみ!!
……おう、まかせとけ

 

 

無人島自給自足フルコースの完成

少しずつ料理を仕上げていき、現実逃避の為にお酒も飲みながら料理を作ってたら、気づいたころには周りも真っ暗に。時間をかけ、ようやく完成しました。

 

やましゅーもヘラヘラが増しています。なんだかかわいいですね。

 

 

和食において器はとても大切なものなのでしょうが、申し訳ない程度の紙皿に盛り付け。

 

満面の笑みが

 

一瞬消えます。

 

怒りとヘラヘラが混じった顔。「おこヘラ」ですかね。

 

皆さんはこの写真を見てもやましゅーが普段通りヘラヘラしているだけに見えるかもしれませんが、無人島で二人っきりの3日間を過ごした僕にはわかります。これは「おこへラ」です。目が笑っていない。

 

 

なんすかコレ。

 

わかりにくいと思いますので、手元アップの写真はこちら

 

ちなみにどうにかフォトジェニックさせた写真がこちらです

 

2品目(これで最後)「たまごかけご飯on卵黄のてんぷらwith揚げカス」

 

いや、ぜんぜんだめじゃないっすか
いや、でもそのてんぷらにハシつっこんでみ?

 

 

 

 

うわ〜!なんすかこれ!
卵黄のてんぷら
めっちゃ美味しいんですけど、普通に魚食いたいっす
ごめん
え、何で?カニは?ウニは?フグは??

 

なぜあれだけの食材が全てここに盛り込まれていないのか。ご説明させて頂きます。

  • ふぐ→ぼりは免許持ってるけど、「指定許可施設」でない限り、ふぐの調理、提供はできない
  • ウニ→ガンガゼという毒を持ったウニであることが判明。身を食べることはできるが、まずい
  • カニ→ウモレオウニ蟹というフグと同じ毒を持った蟹に酷似。命をかけてまで確かめる必要はないということで断念
  • 植物→危険な臭いしかしなかった

 

 

と、いうことで「板前を無人島に連れてったらどんなフルコースを出してくれるのか」の結果発表!

 

 

 

 

「予備知識がなければ全然役に立たない」

 

 

 

 

無人島最後の夜、お決まりのキャンプファイヤー

2人でキャンプファイヤーを囲んでいろんな話をしました。

 

やましゅー彼女は?

 

 

いや、女性と付き合ったことありません。
あ、童貞なのか。

 

ぼくの童貞はほっといてもらっていいです。っていうか童貞かどうかって関係ないですよね?キャンプファイヤーしてる時にそんな話題はふさわしくないと思います。第一、僕は童貞だから恥ずかしいとか一切思ってないし、ほんと意味わかんないです。
わかった、童貞については本島に戻ったらゆっくり語ろう。
でも、ぼりさんがいてくれてよかったです。なんとか2人で乗り切った感じがあります。これ単純に一人で放り込まれてたらほんとに心が崩壊してたと思います。ぼりさんがいてくれて助かりました。
それは俺も一緒だった。一人じゃないってことがこんなにも心強いとは思わなかった。

固い握手が交わされる

暴風に変形させられるテントを2人で抑えながら童貞と板前の無人島サバイバルは終了。

浅い眠りにつきます。

 

 

 

無人島最終日

ようやく迎えた最終日、あとはもうお迎えの松本さんを待つのみ。

荷物を片付け、無人島での最後の時間を過ごします。

 

 

あとは無人島での思い出を振り返るような感慨深い時間を過ごすのかと思いきや、雨。

無人島、甘くはありません。

 

焚き火で暖を取りましょう。

 

ちょうど良い燃料がありました。

 

再利用を放棄された紙をきちんと再利用。運営部と違って僕はエコな人間です。

 

この笑顔から僕の彼への気持ちを察してください。

 

 

その後燃料もなくなり、気持ち程度に救命胴衣を被って雨を避ける姿は、さながら本物の無人島民でした。

 

 

雨の中、ようやくお迎えに来てくださった松本さんの船にびちゃびちゃになりながら荷物を積みます。

 

最後の最後まで楽をさせてはもらえませんでした。

 

 

本島への帰還

自給自足っちゃむずかしいやろ〜?テレビでたまにやっとるけど、あんなんウソやぞ〜。やめとけよ〜。

 

(先に言えや)

 

ただ、みんな帰るときには「難しかった」とは言うけど、「実際に体験できたのが面白かった」とも言って帰っていくなぁ〜

 

(わかる)

 

行きと同様の水しぶきで全身に海水のシャワーを浴びながらどうにか本島に帰還。

行き帰りのずぶ濡れだけはどうやら避けられないようです。

 

最後にぼり&やましゅーでそれぞれ松本さんと2ショットを。

 

人間、終わってみると不思議なもので、変な達成感とともに「まわりの方への感謝」という賢者のような気持ちが湧きあがります。

運営部や松本さん、ちょっと寄ったコンビニの店員さんにまで深く「ありがとう」と伝えるぼり&やましゅー。

向こうからしたらさぞ気持ち悪い男性2人だったことでしょう。

 

 

脱・沖縄

飛行機の時間を間近に迎えたぼくはそのまま那覇空港へ送られます。

 

いや〜、ほんとこの4日間、お疲れ様でした。
今後、仕事の依頼は弁護士を通してよろしくお願いします。あとシャワー浴びたい。

 

こうして何とか無事に沖縄とお別れ

 

まとめ

松本さんの仰っていた通り、水道や火、なんなら屋根やトイレ、そして食事。

ぼくたちが衣食住を踏まえて生活をする中で、一度完全にそれらがない場所に放り込まれることで、「日々当たり前にあるもの」に心から感謝をできる機会になりました。

そういった意味では、「日々の当たり前」がどれだけ大切なことなのかを身にしみて実感させられます。

 

ようやく戻って来た都会の喧騒を前に「無人島で自由気ままな自給自足ライフ」なんてものは幻想でしかないと実感した3日間を振り返り、満員の地下鉄に飲み込まれました。

普段なら全力でイヤになる満員電車も「人がいる」ということに安心感を得られるほど。

 

人がいる、屋根がある、自販機で水が買えるって、すごく幸せなことなんですね。

 

日々の当たり前になんだか物足りなさを感じている方、少々荒療治ではありますが、無人島での自給自足生活は超オススメです。

 

ぼくたち2人の失敗談も踏まえて、ぜひぜひチャレンジしてみてください。

 

今回のぼくが無人島での自給自足を経て感じたことは3つ。

  • 予備知識がないと、材料や道具があっても食べられない。
  • 当たり前への感謝は住環境や食生活だけでなく「人」にも感じる
  • 「無人島で自給自足の自由気ままな生活☆」は夢物語

 

日々、当たり前にあるものに対して「幸せ」を感じられるのかどうかは、ただ単に捉え方であって、その「日々当たり前にあるもの」のありがたみは、なくなってみないとなかなか気づかない。ということでした。

これ自体も当たり前のことなんですよね、きっと。

 

みなさんにとっても、この記事が日々の当たり前について何か考えるきっかけになってくれたら幸いです。

 

それではまた、どこかでお会いしましょう。

 

プレゼント企画

5月中にコチラの記事をTwitterもしくはFacebookのハッシュタグ(#)にて「#ロカフレ」と呟いてくださった方の中から抽選で一名様に、ぼりが沖縄本島でプリントし、無人島でのサバイバル生活を共にした「ぼりさん」Tシャツをプレゼント!(洗濯はちゃんとしたよ☆)

当選の方には後日DMで住所をお伺いし、発送させて頂きます!

 

寝巻きにでもつかってください。

 

ロカフレから無人島志願者へのバトン

そもそも今回の「南浮原島」への料金は?

なんと!一人5000円!最長4泊5日しても5000円です!(未だかつて4泊した人はいないそうです)

さらに今回無人島への送迎をしてくださった松本さんからのご好意で、「ロカフレを見た」とお伝え頂ければ釣竿、モリ、シュノーケルなどの「自給自足の狩り道具」を無料で貸し出してくださるということになりました!

※釣りに使うエサなどはついていません。電話にて詳しくお問い合わせください。

詳しくはこちらのHPから

 

これで、狩りの道具は必要ありませんね!ただし、記事中にも書いた通り、自給自足はかなり難しいことだけは忘れないように!

 

黄◯伝説みたいになんとかなると思ったら大間違いですよ!

それでは板前の方もそうでない方も、ぜひぜひ楽しんで無人島でのサバイバルに行ってきてくださいね〜!!