「とりあえず、東京にさえいれば何かになれる気がした」
そんな夢物語のようなフレーズはひどく一般的で、それだけ東京がもつ魅力は大きいのだと思う。
かくいう私も、東京に憧れていたうちのひとり。
目まぐるしい日常に置いてけぼりをくらっているような気こそしつつも「とりあえず東京でもがく日々」を当たり前のように受けいれていました。
もちろん、その日常だって楽しいし望んで選んだもの。
けれど、どこか余裕がなくなり乱雑になっている自分も確かにいて。
そんな荒みがちだったわたしに、当時お付きあいしていた彼が誘ってくれたのが「江ノ島」でした。
東京都から電車で1時間。
電車から下りた瞬間、初めてきたくせに「ああ、なんだか懐かしいな」と思ったのを覚えています。
何もかもが揃うし、魅力的な東京。
そんな東京でがんばる人にこそ「もとの自分も思いだせるような居場所」だって必要なはず。
その選択肢に江ノ島はいかがでしょうか?
今回はわたし、中馬(@chuuuuuman)が、最強の江ノ島ひとり旅をご提案します!
……愛があふれて長いからってドン引きせず、ぜひお付き合いくださいね☆
目次
AM11:00 江ノ島観光、癒されひとり旅スタート
東京は首都圏から電車で1時間、降り立ったのは片瀬江ノ島駅。
境川(さかいがわ)をわたろうと1歩ふみだした瞬間、あふれんばかりの空の青と、海の匂いに包まれます。
(小田急電鉄 江ノ島駅もすてき、アクセスは最後にまとめてご紹介します)
AM12:00 江の島までの道のりで好きなものを集めよう
今回ご提案するのは、最強の江ノ島ひとり旅。
だからこそ、まず初めにやってほしいのが「好きなもの集め」です。
観光名所として栄える江ノ島には、どことなく島時間が流れるお店がいっぱい。
とくに、赤線でまるく囲んだ周辺は素敵なお店がならんでいますよ。
島に行く前の道のりで、ぜひお気に入りを探してほしいのです。
お酒やスイーツで身体の中から江ノ島色
例えば、遅めのブランチを江ノ島でとるのもすてき。
可愛らしいお店でアイスクリームをテイクアウトしてもよし。
移動販売店でお酒を買うのもいいですね。
個人的におすすめなのはこちらのカフェ、リビングルーム。
江ノ島にくると毎回よりみちして、お酒をテイクアウトしてしまうのです。
種類が豊富すぎていつも迷ってしまう……。
結局、選んだのはフローズンマルガリータ!
「うううう、美味しい~~~」
ともはや叫びたくなるほど沁みわたる氷の舌触りとアルコール!
ジリジリの日差しに照らされながら、こういう普段お家で飲めないものを飲むのって最高に幸せ。
だいすきな江ノ島取材〜〜〜(﹡´◡`﹡ )
フローズンブルドッグ美味しい〜〜〜(﹡´◡`﹡ ) pic.twitter.com/gjJHPYvNXD— 中馬さりの🍎ほんわか所望!所望!! (@chuuuuuman) 2017年6月23日
ついついtwitterで声あげてしまいました(しかも酒の名前を間違えました)が、熱さにやられてると思えば許されるはず……!
他にもフローズンドリンクの種類はあるし、自家製サングリアやフルーツがゴロゴロはいったものもありました。
ぜひ、自分のお気に入りをさがしてみてください。
Cafe LivingRoom(カフェ リビングルーム)
住所:片瀬海岸1-8-38グランブルー湘南103
電話:0466-47-7314
イベントスペースで季節限定を楽しむ
江ノ島には数ヶ月単位で入れかわるイベントスペースもあります。
今回、取材でいったときには忍者俳優、スタントマン、モデルさんの育成や、忍者ショーを行う忍零(しのびぜろ)という会社がイベントをされていました。
普段は関わることのないスタントマンさんの生活は、わたしにとっては非日常。
「なにそれ知りたい」
「それ初めて見た」
そんな、少しの興味に正直になって時間を気にせずフラフラついていけるのも、ひとり旅の特権ですよね。
とりあえず、即席でかっこよく見えるポージングを教わってみました!
雑貨屋さんで観光レベルを底上げ
なかには、必要最低限のアイテムだけで旅にでて身につけるものは現地調達が好きという方もいるのではないでしょうか?
けれど、色んなものが発達したこの現代。
その土地だけのものってなかなか見つからない印象です。
でも、江の島は別!
可愛い雑貨屋さんや洋服屋さんが、島に行くまでの道のりにギュ~ッと濃縮されています。
アクセサリー1つでもよし、思い切って水着を買うのもよし。
ゆる~く流れる島時間は、ウインドーショッピングの強い味方です。
個人的には「ビーチサンダル」をぜひ調達してもらいたい!
だいたい1足、900円から1,600円くらいで売られていますし、種類も豊富。
だって、
だって、
せっかく江ノ島にきたんだから、濡れることを恐れず楽しんでほしいんだもの……!
このあと絶好の水遊びスポットをご紹介しますから、ぜひ調達もしくは持参をお願いします~!
PM1:00 江ノ島を眺める船旅、べんてん丸で潮風をあびる
よし、支度はととのった……。
待たせたな、江の島。もうのぼってほしくて仕方がないだろ?
わたしものぼりたくて仕方がないよ。
この日をどれだけ夢見たことか……はやく、はやく駆けつけたい……!
と、駆け出したいのもやまやまですが
ちょーーーーっと待ってください!
今日は思う存分、江ノ島を堪能する旅。ぜひ、「べんてん丸」に乗っていただきたいのです。
べんてん丸は、島までにかかっている「弁天橋」の中間から、稚児ヶ淵(ちごがふじ)までをつなぐ遊覧船。
江ノ島を左手に見つつ、ぐる~っと運んでくれます。
後々わかるけど、これが素晴らしすぎるコースなのです……!
料金は中学生以上の大人が400円。6才以上、中学生未満だと200円と優しい値段設定。
Google先生だって、べんてん丸乗り場をアピールしてくれてます。
ということで、チケットを買ってべんてん丸の到着を待ちます!
待つといっても10分程度。
ちなみに、先ほど買ったビーチサンダルに履き替えるタイミングはココ!ココですよ~。
ちなみに、このタイミングに真顔で写真を撮るとこんな感じになりました。
なんだか明らかに幸が薄そうなので、皆さんは笑顔で撮るのをオススメします。
さながら恋愛小説でバッドエンドをかますモブキャラじゃん……
なんてふけってたら、キターーーーーー!
ネガティブが暴れだしそうだったけど丁度いいところで「べんてん丸」ーーーーー!
おじさまにチケットを差し出しつつ乗りこみます!
高まる……!高まる……!!!
実際にのるとこんな感じ。
風や海をかきわけて進んでいきます。
ちなみに、冒頭につかったこの写真(お気に入り)はべんてん丸の上で撮りました。
潮風にあおられれば前髪なんて気にしなくていいし、海と島パワーも相まってナチュラルに盛れます。すてき。
揺られること10分ほど。
到着したのは稚児ヶ淵(ちごがふち)のはじっこです。
ちなみに、べんてん丸は帰りの便もでています。
先ほどの弁天橋なかほどの乗り場まで乗せてくれるんですが、こちらはちょっと並んでしまうんですよね。
炎天下の下で行列に並ぶのは大変なので、べんてん丸は「弁天橋⇒稚児ヶ淵」の利用がおすすめです。
べんてん丸 問い合わせ先
藤沢市観光センター:0466-22-4141
公式サイト:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/bentenmaru.html
※天候や波の状況で運行が不定期になるため、当日の朝10時より電話確認が可能です
べんてん丸をおりたら道なりに歩いていきます!
ビーチサンダルを持参もしくは調達した方はぜひ岩場を歩いてみてください。
ちいさいカニや魚たち、天然の水族館を楽しめますよ。
ほとばしる江ノ島感!!!
ひとり旅なら時間を気にする必要もありませんからね。
波打ち際で思う存分、フォトジェニックな写真が撮れるまでねばっても大丈夫。
https://www.instagram.com/p/BWN27lPFjRG/?taken-by=sarino.chuman&hl=ja
PM2:00 江ノ島岩屋でヒヤリと涼しい静かな時間を
さて、道なりにすすんでいくと到着するのは「江ノ島岩屋」!
入館料金は、高校生以上の大人が500円。小・中学生の方は200円ですよ!
長い年月をかけてできた天然の岩屋は、ひんやり涼しい絶好の癒しスポットです。
さっそく中に入っていきましょう~!
最初はこんな感じで明るいのですが、徐々にライトは減り暗くなっていきます。
頼りにするのはこの灯り。ゆらゆら揺れるロウソクは眺めているだけで癒されます。
だけど、暗い。
暗いし、狭い……
いやいやいや、暗い暗い暗い暗い暗いk……
いや、あの、首……
この道中、あたりは岩屋ならではのひんやりとした空気で包まれています。
冷房のエネルギッシュさとは違う、冷却感が気持ちがいい。
まわりを流れる水の音も、まるでマイナスイオンの鳴き声のよう……
ライトアップされてる最奥でもこれぐらい暗いんですけどね。
明るいところに出たときのホッと感が半端じゃない!!
……もし、ひとり旅じゃないなら圧倒的に彼氏か好きな人ときて吊り橋効果をねらうべきですよね。
ドキドキしながら先を進んでいたらロウソクが消えちゃって
暗さに慌てて一瞬たちどまったわたしを彼が「大丈夫?先行くね」って頭ポンして前を歩いてくれて
むしろそれにびっくりして動けなくなってたら「怖いの?つなぐ?」って手を差し出してくれる……
そんなの最高じゃないですか?
まあ、わたしがやってるのはひとり旅なんで……つぎ、行きましょうか。
PM3:00 階段をのぼりながら好きなものをいいとこどり
岩屋で涼しんだら、向かうは江ノ島のてっぺん!
今回ご紹介している「べんてん丸」をつかった裏側から攻略ルートだと、しっかりとした階段をふみしめていきます。
そのぶん、正面から攻略するより人混みも階段の量も少ない。がっつり江ノ島を満喫しながらのぼっていきましょう!
江ノ島堪能1.圧倒的、空と海の青!
まずは、圧倒的な空!!!
圧倒的に、海!!!!
圧倒的な、あお!!!!!
江ノ島堪能2.海鮮おつまみをとお酒
また、階段の合間にはキュキュッとお店がつらなっています。
江ノ島の地ビールやチューハイ、さらには焼きそばや焼きとうもろこしなどのお酒のあても充実。
でね。
江の島にきたら絶対に食べてほしいものがあるんです。
絶対に、食べてほしいものがあるんです(2回目)
それが、こちら。
「いか焼き」!!!
隅でじりじりとあぶられたイカに濃厚なソース。
広がる香りと煙具合をお届けできないのが圧倒的、敗北感。
これはもう、酒を飲めと言われてますよね?!お酒を、飲むしか、ないですよね?!!
いいんです。
後ろでカップルが手をつないで江ノ島デートしててもいいんです。
江ノ島いいよね、暑くても手をつなぎたいよね。わかる、わかるよ想像だけど。
でも、わたしが手をつなぐべきはイカと氷結。
アルコール消毒で日々の疲れを癒すことこそ大切なのです。
お酒はそこまで好きじゃないんだって方はアイスクリームはいかがでしょうか。
食べ歩きって子供のころを思い出してほっこりするなあ。
江ノ島堪能3.ひんやり消えるカキ氷をわびさび甘味処で
お散歩しながら栄養補給も魅力的ですが、時間があるなら甘味処で一息つくのもおすすめです。
龍恋の鐘の近くの「島の茶屋あぶらや」は、真っ赤な傘が特徴的でついつい入りたくなってしまいます。
左からマンゴーかき氷、黒蜜きな粉かき氷、白玉あん蜜。
もうね、ふわっふわ。
ふわっっっふわ。
魔法のように舌に馴染んで、例の頭への衝撃「キーン」がこないんです。
かき氷がフワリと溶けるように、日々の疲れも……ああ、消えていく……
ああ……
あっという間にお腹の中に、跡形もなくなりました。
もはや、ひと夏の夢だったのか……。
「島の茶屋あぶらや」は島の中だと赤丸で囲んだ位置。
真夏は少し混みますが、ひろびろとした店内はホッと小休憩をはさむのにおすすめです。
江ノ島堪能4.顔より大きなアジサイで季節を実感
夏の間に江の島をおとずれるなら、ぷっくりとしたアジサイをたくさん見かけることができるはず。
自分の顔より大きいアジサイ。
一緒に写ればこのうえなくフォトジェニック!
江ノ島堪能5.神社(奥津宮)で運気をあげる癒し旅!
この裏側攻略ルートだと、1番さいしょに来れるのは奥津宮(おくつみや)です。
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)という三姉妹の長女である神様をまつっていて、穏やかに海を守ってくれているんだそう。
……かくいうわたしも、フリーライターとして社会の荒波にもまれてます。というか、若干くちはてている感じがあります。
ぜひ、多紀理比賣命さまにおだやかなライター生活をたまわりたい!
なにとぞ、なにとぞ……
私利私欲をこぼしだしつつ、気を取り直していきましょう!
今回の江ノ島を裏側から攻略ルートだと、下りの階段が多くなります。
登りよりも息を切らさずにすみますし、売店を眺めつつめざせ「江ノ島展望灯台」ですよ!
PM4:00 江ノ島展望灯台(シーキャンドル)で上から島を眺めよう
そう、次にきたのは江ノ島展望灯台。
7つも漢字が続くなんて何事かと思いますが、江ノ島展望灯台です!(またの名を江ノ島シーキャンドル)
江ノ島シーキャンドルは江の島サムエル・コッキング苑のなかにあります。
入館料が中学生以上の大人は500円。小さい子は250円です。
そう、入館料金がかかっちゃうんです。
かかっちゃうんですけど。
かかっちゃうんですけどお……
絶~~~~対に、入った方がいいですっっ!
いや、もう、入ろう?!!!
サムエル・コッキング苑の中は、昆明広場(こんめいひろば)、季節の花壇があったり。
外にひろがる江ノ島とはまた違った、丁寧に整備された美しさを感じることができますよ。
また、夏は新緑がまぶしいですが、春先には桜をながめることもできますよ!
さらに、見どころはこちら!江ノ島シーキャンドルです。
江の島シーキャンドルは江ノ電開業100周年事業の一環として2002年に建築されて以来、湘南の人々に愛されている展望灯台です。
高いところはお好きですか?
江ノ島を上から眺めたことってありますか?
い き ま し ょ う ! ! !
エスカレーターにのり約60mの高さまでググッとあがります。
一歩降りるとひろがるのは今まで散策してきた江ノ島の景色たち。
べんてん丸で通ってきた道のりも、上から見るだけでなんだか感慨深い。
タイミングがあえば動いているのを見つけられるかも。
また、野外展望フロアーもありますから、ぜひ登ってみてください!
野外展望フロアーは完全に外。
江ノ島の潮風を浴びながら、遠くに見える山や地平線をなぞり日常に思いをはせることができますよ。
……こんな優しい景色をみてると、がんばっている自分がいるだけで、もうそれだけでいいんじゃないかなって気になってきますね。
うまくいかないこととか、もっとできるだろって思うこととか、貪欲さが当たり前と感じていた自分……もう、十分。
うわぁぁあ、自分を自分で認めてあげたい気持ちが強まる~~~(悶絶)
ちなみに、展望台の真下にひろがる「サンセットテラス」休憩場所として魅力的。
展望台より目立たないため人が少なく、ライトのふもとに座りながら江ノ島を眺めることができます。
ここで日向ぼっこしながら飲むお酒が……どれだけ美味しいことか……!
PM5:00 蕎麦の香りと人の優しさにふれる江の島旅
江ノ島サムエル・コッキング苑にはいったら「そば道場 松本館」にもぜひ立ち寄ってみてください。
そば道場 松本館では、蕎麦うち体験をさせてもらえます。
(※完全予約制 毎週金曜日10:00~もしくは13:30~)
費用はひとり1,700円。サムエル・コッキング苑の入館料も込みの価格です。
それで4人前の蕎麦をもらうことができ、うち1人前はすぐに茹でて食べさせてもらえますよ!
白くてツヤツヤ……!
「打ちたての蕎麦ってこんなにモチモチで美味しいんだ……!」
なんて、思わず感想がとびでるほどの圧倒的・食感!
蕎麦の味と香りがひろがって、なんだか濃厚なんです。
「そば道場 松本館」は、土・日・祭日は手打ちそば屋さんとして営業もされています。
個人的には、この営業日に合わせて足を運んでいただきたいです!
海鮮のイメージも間違ってはいないけれど、自然あふれる江ノ島で食べる蕎麦は素材のよさがきわだつ他では出会えない味でした。
急に押しかけてしまったにもかかわらず快く江ノ島の魅力を教えてくださった関係者の方々、本当にありがとうございました!
優しく心温まる人との出会いも、ひとり旅ならではの醍醐味かも。
そば道場 松本館
住所: 藤沢市江の島2-3-28 サムエルコッキング苑内
電話: 0466-22-4141
公式サイト:https://enoshima-seacandle.com/facilities/matsumoto.html
PM6:00 観光しつつひたすら階段をくだっていきます
さて、お蕎麦も堪能したところでカロリーを消費していきましょう!
道中には江島神社、奉安殿(ほんあんでん)、辺津宮(へつみや)などの重要文化財がたくさん。
完全に逆走していますが、裏側から攻略したぶん体力は有り余っているはず……!
どんどん階段をくだってひたすらに堪能していきます。運がよければ、江ノ島にすむ猫たちとの出会いもあるかもね。
ちなみに、道中にはこちらの「エスカーのりば」を何度か見ることになると思います。
これは江ノ島の上部までつづく4連のエスカレーター。
高低差46メートルをさくっと運んでくれるので、正面から攻略した場合はお世話になるのもいいかも。
ただ、道中の出会いや江ノ島感を味わうことなくショートカットしてしまうので、最後の手段としてとっておいた方がベターだと思います。
今回ご紹介した裏側から攻略するルートならしっかりとした階段とゆっくり下り坂の組み合わせになるので、道中を楽しみつつ江ノ島を堪能できますしね。
はいっ、そうこうしてる間にとうちゃく~~~!!!!!
弁財天仲見世通(べんざいてんなかみせどおり)!!!!
平日にも拘わらずこの混み具合!
真正面から攻略していくルートだったら、まずこの人混みを上り坂でとおりぬけなくちゃいけなかったんです。
そりゃあ体力も奪われますよう。
下る方が絶対に楽だし、お店もゆっくり見れるでしょ?!
そうでしょ?!
ということで、仲見世通も堪能していきましょう!
PM6:30 仲見世通りを楽しみつつ横道で寄り道を
仲見世通には所せましとお店が並んでいます。
もしお腹がすいていたら、たこせんべいや饅頭を試してみるのもよし。
可愛い小物が目に入ったら思い出に何か選んでみるのもよし。
もし、いろいろありすぎて迷ったら、「いも吉館(いもよしかん)」に寄ってみてください!
いも吉館は鎌倉をメインに展開する甘味処なのですが、江ノ島にも1店舗だけあるんです。
個人的なオススメは「あじさいアイスクリーム」です!
紫いもと抹茶のミックで、濃すぎずサッパリとした味はとっても美味しい。江の島にきたら必ず食べています!
……ただし、色味はいちじるしくブサイクなので、ひとり旅で食べるのがおすすめ。
仲見世通をフラフラしていると、おそらく気になる横道があるはず。
本来は
「あれ、こっち何かありそうな気がする」
なんて彼が手をひいてくるチュートリアルを予定してるんですけど、
今回はひとり旅なんで自ら歩んでいきましょうね。
(奥に見えるカップルはクリア後の様子ですね)
すると、なんということでしょう……!
広がる海!
思わず入ってはビーチサンダルに圧倒的な感謝!
PM7:00 海をながめて、しずむ夕日を目に焼き付けて
さてさて、江ノ島ひとり旅も終盤にさしかかってまいりました。
最後にご紹介したいスポットがあるんです。
地図でいう赤丸で囲んだ場所。
江ノ島に向かって伸びているこの部分、実は最後にゆっくり時間を過ごすのに最適なんです。
先の方まで歩いていくと……
こんな感じで、江の島と海を目の前いっぱいに眺めることができます。
天気によっては、反対側に富士山が見えるかも。
ゆったりと流れる島時間。
でも、海を眺めながらボーっとしているといつの間にか夕日が……
夕日の眺め方は人それぞれ。
お酒を飲みながら、時間が許すまで思いをはせてみてはいかがでしょうか。
https://www.instagram.com/p/BWN3J5klH4L/?taken-by=sarino.chuman&hl=ja
圧倒的に癒される江の島観光ひとり旅。アクセスは?
さて、今回は最強の江ノ島ひとり旅ということで、絶好の癒しプランを提案いたしました!
そんな江の島のアクセスですが、おすすめしたい駅が2つあります。
1つは江ノ島電鉄の「江ノ島駅」という、レトロ感あふれる駅。
島までは10分ほど歩くことになりますが、途中には最初にご紹介した雑貨屋さんや飲食店がならんでいます。
島に行くまでに買い物やご飯を済ませたい方は、「江ノ島電鉄の江ノ島駅」を使ってみてください。
逆に、一刻もはやく海を眺めたい方には小田急線の「片瀬江ノ島駅」がおすすめ。
いちばん島にちかく、3分も歩けば最後に夕日を眺めた砂浜まで到着します。
駅周りにはコンビニがあり、何かと便利な駅でもあります。タイミングがよければロマンスカーを見ることもできますよ。
色んな人と関わったり新しいことに挑戦したり。
そんな、前線でがんばる人にこそ「もとの自分も思いだせるような居場所」は大切で。
行くだけで癒されるひとり旅スポットは、きっとあなたの力強い味方になってくれるはず。
ぜひ、あなたの癒しの場所に江ノ島が追加されますように!