昆虫食が人類の未来を救う?実食したら少し世界が広がった話


どうも、ニシキドアヤト(@art_0214)です。

別に失礼なことは何もしてませんが、失礼します。

本日、僕は新宿に来ております。

 

なぜ新宿にいるかというと、元々東京へはプライベートで遊びに来ていたんですが、偶然編集長のやましゅーさんも同じ日程で東京へ来ていると聞き、合流することに。

せっかくならおいしいものでも食べに行こうと提案をした次第であります。

 

 

「お肉!お肉が食べたいです!!」

 

いつもニヤニヤしてるやましゅーさんも、いつも以上にニッコニコです。

ニッヤニヤのニッコニコ。

 

ただ僕たちのように、ニートに毛が生えたような野郎共が「おいしいもの」と言われて導き出せる回答なんてたかが知れています。

ネットで一生懸命検索して時間を浪費し、色々と迷った挙句「もうどこでもいいんじゃない?」となり、結局行き慣れたチェーン店で食べ慣れたメニューを注文するのがオチでしょう。

 

せっかく東京に来たんだからそのような事態は避けたいと思い、Twitterでフォロワーさんの力を借りることにしました。

 

※このツイートは既に削除しているので、スクショを張り付けています。

 

こんな感じでゆるーく募集してたんですよ。

 

 

それが、悲劇の始まりとは知らずに・・・

 

 

※編集部注:一部グロテスクな画像がございます。虫が苦手な方は、ブラウザバックではなく、下の目次から「6 昆虫食が食糧難を救う?」まで飛んでいただきますと幸いです。

募集をしてすぐに反応が!

 

なんと、ツイートを見てすぐに数人の方々から連絡をいただくことが出来ました。ありがたや・・・

今回はその中でも一番早く連絡をしてくれた方が紹介するお店に行こう!ということになりました!

しかもその人はちょうど今、新宿にいるらしく、せっかくなので案内してもらい、一緒にご飯を食べることに!

僕は今年の2月まで一年間、東京に住んでいたんですが、当時の仕事が忙しく、あまり美味しいお店などを探す余裕がなかったんですよね・・・。

今回連絡をくれた方はグルメな方らしく、かなり期待出来ます!やったー!!

 

 

 

協力してくれる方とはメッセンジャーで連絡を取り合い、待ち合せます。

 

 

やましゅーさんもウッキウキ。ニッヤニヤのウッキウキ。

 

 


「いや~、でも楽しみですね。美味しいものいっぱい食べたい」

 

「僕も取材でちょこちょこ東京には来るんですけど、基本的にごはんはパパッと済ませてたので楽しみです!」

 

そうこう話している間に・・・

 

 


「お待たせしました~!」

 

 

「あ!きましたね!・・・あ、ヤバい

 

「どうしたんですか?ニシキドさん。・・・あ、ヤバい

 

 

 

 

「さんしちと申します。今日はオススメのお店を数店紹介しますね!よろしくお願いします!」

 

 

「ヤバい、これから仮面舞踏会(マスカレード)に行くみたいな人が来ちゃった」

 

「すみません、顔出しは出来なくて、こういった公に出てしまう感じのものに出る際には、この仮面をつけさせてもらってるんです」

 

「あ、良かった!まともそうな方だ!」

 

「ちょっと!失礼でしょ!」

 

「いやいや、だってこんな変な仮面つけて、言動もおかしかったらヤバいですって。何食べさせられるか分かったもんじゃないですよ」

 

「まぁ、確かに」

 

「あらためて、今日はよろしくお願いしますね、さんしちさん!ちなみに今日は何を食べにいくんですか?」

 

「はい!実はお試しで持ってきてるんです!」

 

「お試し?」

 

 

 

これです!

 

「・・・?なんですかこれ?」

 

 

 

「虫です!」

 

 

 

(・・・終わった・・・)

 

 

「僕、本当に無理です・・・」

 

「いやいや!食べてみたら本当においしいんですよ!!」

 

 

「ほら」

 

なにが「ほら」なのか1ミリも分かりませんが、パクパクと虫を食べ始めるさんしちさん。

 

※GIF動画

「おいしい~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※GIF動画

パクパクパクパク

 

 

 

スナック感覚で虫をパクパク食べる人を前にし、完全に言葉を失う僕。

不思議とさきほどまで猛烈にあった空腹感が、まるでウソのように遠のいていくのを感じました。

 

 

「ニシキドさんもおひとつどうぞ」

 

 

 

こんなに嫌な『おひとつどうぞ』ある?

 

「美味しいですから!食べてみてください!」

 

 

 

 

渋々、ワームっぽい方を受け取る僕。
マジで食べたくない。

 

 

 

「あ!そういえばお店を予約してくれているんですよね!時間もないし、とりあえず向かいましょう!歩きながら食べますね!」

 

「そうですね!じゃあ案内しますね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス・・・

 

 

「なんとか危機は脱しました」

 

「あんた最低だな」

 

未知の世界へ足を踏み入れる

 

さんしちさんに案内してもらいながら、お店へ向かう一行。

虫を食べさせられるというのが分かっているので、足取りも重いです。

おかしい・・・。

僕たちは美味しいものを・・・

ただ、美味しいものを食べたかっただけなのに・・・。

 

 

 

「着きましたよ!」

 

 

 

(着いてしまったか・・・)

 

 

 

目的のお店がある階まで、エレベーターで上がる僕。

まるで処刑場に向かう囚人のように、その目に生気は感じられません。

この時は「どう上手くやって、虫を全部やましゅーさんに食わせようか」という事と、「丸亀製麺行きたい」という事しか考えていませんでした。

 

 

 

という訳で入店したのが、「北京ダック専門店 中国茶房8新宿店」さんです。

店内は結構オシャレな感じで、かなり早い時間だったんですが、既にお客様が何組かいました。

あれ、ていうか、北京ダック専門店なんだ?みんな虫食べてなくない???

虫どころかみんな炒飯とかばっかりで、北京ダックすら食べてなくない???

・・・謎が謎を呼びます。

 

 

 

 

「とりあえず注文はしておきました!」

 

「『気が利くな』という気持ちがありながらも『ファースト・インセクト』くらいは自分で決めたかったな、という思いもありますね」

 

「なんだ『ファースト・インセクト』って」

 

「というか、ここって北京ダック専門店なんですね。本当に虫料理なんてあるんですか?」

 

「お待たせしました~」

 

 

 


デン!!!

 

「蚕(かいこ)のさなぎの揚げ物です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりにも突然の出来事に、固まる僕。

出た。出ました。これが虫料理か・・・。

人生で初対面です。

 

「想像以上に見た目がグロテスクですね、やましゅーさん・・・。あっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソ寒い日に、路上ギャグ師に一日密着した時も・・・

 

 

 

 

 

 

ドッキリでなぜか無人島に放り出された時も・・・

 

 

 

 

構成上、真顔が欲しい場面なのにどうしても真顔が出来ず、いつもヘラヘラしていたやましゅーさん。

 

 

 

 

 

そんな、いつも笑顔を絶やさないやましゅーさんが初めて真顔を見せました。

それほどやましゅーさんにとっても、この虫料理はインパクトのあるものだったのでしょう。

 

 

「完全に無になってる・・・。いや、確かにこれはキッツい。完全にビジュアルで殺しにきてる

 

「ホント、なんでこんなことに・・・」

 

「キタキター!待ってましたー!」

 

「美味しそう~!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(マジでやべぇなコイツ・・・)

 

 

 

蚕(かいこ)とは、カイコガという蛾(が)の幼虫で、この料理に使われているのはサナギのようです。

繭から絹糸を採取するために家畜化された昆虫で、野生には存在しないんだとか。

 

 

「やましゅーさん、先にお願いします」

 

「はぁ!?無理です!絶対に嫌ですよ!」

 

「よく考えて下さい。万が一ライターの僕になにかあれば誰が記事を書くんですか?お願いします」

 

「万が一なんてないですよ!ライターとしてちゃんと最初に食べて、食レポしてください!」

 

「うるさい!グダグダ言ってないで早く食べるんだよ!!!!

 

 

 

いざ、実食

 

「手が震えます」

 

 

「早く食べてみてくださいよ」

 

「なんでコイツこんな偉そうなんだ?」

 

 

 

「いきます・・・!」

 

 

 

あぐっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

「無理です」

 

 

「人が食べてるのを見る分にはめちゃくちゃ面白い」

 

 

とはいえ、僕も食べない訳にはいかないので、チャレンジします。

 

 

 

匂いは・・・なんだろう、焦げたカニにアンモニアをほんの少し垂らしたような匂いがしました。

香ばしいけど、少し鼻をつくような感じです。

 

 

「いただきます・・・!」

 

 

 

 

 

「口に放り込んだらスピード勝負・・・!」

 

 

※GIF動画

「うおおおおお・・・」
モグモグモグモグ・・・

 

 

 

ゴク・・・ン

 

 

 

「ギリです」

 

 

ただ、食べられないという事はない・・・!

味はちょっと表現しにくいんですけど、皮がパリパリで口の中に残らない。

僕は匂いが苦手なんで厳しかったですけど、食べてる間は思ったよりも臭わなかったです。

あと、想像してたよりドロっと感がなくて良かった!

 

「蚕には、3匹で玉子1個分の栄養価があると言われてるくらい栄養があるんですよ」

 

「えぇ!?3匹で!?蚕すげぇ・・・。」

 

 

なんと、そこまで栄養価の高いものだったとは・・・

TVでよくある先住民族や、サバイバル番組で幼虫などが好んで食べられているのにも納得です。

ただやっぱり・・・見た目的なアレとか、独特な臭いは・・・慣れる・・・のかな?

 

 

 

「何匹か食べましたけど、この量はさすがにキツいですね・・・。やましゅーさん、あと何個くらいいけそうですか?」

 

「すみません、もうキツいです」

 

「私もそろそろ食べて大丈夫ですか?」

 

「あ、はい!すみません、お願いします」

 

 

 

「いただきまーす!」

 

 

 

「さんしちさん、僕たちもうあれなんで、後は食べられる分だけ食べてもらえれば大丈夫ですよ」

 

 

 

 

 

 

 

「本当ですか!?やった!!」

 

とても嬉しそうに蚕に箸を伸ばすさんしちさん。

僕らも頑張ったとはいえ、それなりに量は残っています。

いくら虫好きのさんしちさんと言えど・・・

 

 

 

ガッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

※GIF動画

「おいしい~!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※GIF動画

ズモオオオオアァ・・・!

 

 

 

 

 

「??????」

 

 

 

 

 

「??????」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそうさまでした・・・!」

 

すごい・・・。本当にあれだけ残った蚕を一人で食べてしまいました。

一匹で玉子3個分の栄養素を持つ蚕を、これだけ一気に食べればワンシーズン寝て過ごせそうですね。

 

 

「いやぁ、でも今回は貴重な体験ができました。さんしちさん、ありがとうございます」

 

「じゃあ次のお店、予約してるんで行きましょうか」

 

 

 

「?????????」

 

 

「え、いや、あれ?ここだけじゃないんですか?」

 

最初に数店って言いましたよー」

 

 

 

 

 

 

(さんしちと申します。今日はオススメのお店を数店紹介しますね!よろしくお願いします!)

 

 

 

 

 

 

「・・・言ってた~~~!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずお会計を済ませ、お店を出ます。

※お店の情報は最後の方にまとめて記載。

 

 

「あの、さんしちさん。次は何を食べさせられるんでしょうか・・・」

 

「それは秘密です!でも、是非ニシキドさんに食べてもらいたいがいるんですよ!」

 

「もう『虫』って言っちゃってんじゃん」

 

 

 

もうここまで来たら腹を括るしかない

 

 

 

 

 

 

 

 

「次は高田馬場までいきます」

そういって先頭を切るさんしちさん。

もう、ここまで来たら腹を括るしかありません。

 

 

「最初から蚕っていうのはハードルが高かったかもしれません。でも、蚕が大丈夫なら他の虫も結構いけると思いますよ」

 

「別にいきたくはないんですけど、そんなものなんですね。まぁ確かにあれを乗り越えたら、大体のやつはいけそうな気はしてきます」

 

 

 

 

その後、新宿駅から電車に乗り、高田馬場へ向かいます。

 

高田馬場駅に着き、歩くこと約2分。

 

「着きました」

 

 

 

 

(着いちゃった・・・)

 

 

 

 

という訳で、次にお邪魔したのがミャンマー料理のお店「NONG INLAY(ノング・インレイ)」さん。

 

 

 

 

「注文は任せてください」と、店員さんに指差しで注文していくさんしちさん。

僕たちには、選択肢も拒否権もないみたいです。

 

 

 

(頼む~!次はビジュアル的にも優しいやつきてくれ~!)

 

 

 

「お待たせしましたー」(ゴトッ)

 

 

・・・

 

 

・・・チラッ

 

 

 

 

 

「コオロギの炒めです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあああぁぁぁ~~~・・・」

 

 

 

「お待たせしました」(ゴトッ)

 

 

 

「え?」(まだあるの?)

 

 

 

 

 

 

 

 

「竹虫です」

 

 

 

 

 

 

 

「あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

「二品もきた・・・」

 

「虫料理の波状攻撃はパンチが強過ぎる

 

「そもそも竹虫ってなんですか?初めて聞きました」

 

「竹虫は、その名の通り竹に生息する昆虫です。虫って食べたエサによって味が変わるんですけど、竹虫は竹しか食べないので、クセもなくてすごい食べやすいんですよ」

 

「たしかに、蚕で感じた独特な匂いとかもほとんどないですね」

 

「コオロギも、ここのは凄くしっかり揚げているので、サクサク食べられますよ」

 

「なるほど・・・じゃあやましゅーさん、まずはコオロギからお願いします

 

「なにが『まずは』だ

 

 

 

ブツブツ文句を言いながらも、コオロギに爪楊枝を突き刺すやましゅーさん。

その姿はさながら、平気で虫を蹂躙し、なぶり殺す田舎のわんぱくガキ大将です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パクッ

 

 

 

「あ、これはいける・・・」

 

 

「おお!ホントに食べやすいんですね!」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「脚がめちゃくちゃ歯に引っかかってます」

 

 

「笑う」

 

 

 

毒見役が死ななかったので、安心して僕も食べられます。

 

 

「コオロギを見ると、昔買ってたカマキリのエサとして採りまくってた記憶が蘇ります」

 

「あ!僕もカマキリはよく飼ってましたよ!懐かしいなぁ」

 

カマキリは生まれたての子どもが美味しいですよ!」

 

「・・・・・・」

 

 

 

 

匂いはほとんどありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いける!ハハハ!!」

 

いや、「うまい」っていう訳ではないんですが、普通に食べられる!

まずコオロギがサックサクに揚がっているので、食感が楽しい!

臭いもほとんど気にならないのがいいですね。

味としては、揚げたナッツみたいだな~と、個人的に感じました。

マイナス点としては、やはり脚の部分が硬く、口に残ってしまうところでしょうか。

 

 

やましゅーさんはまだ詰まってるみたいです。

 

 

 

「ちょっとこの流れで竹虫もいってみます!」

 

 

 

見た目的にはアレですが、匂いは香ばしい感じがします。

 

 

 

「いきます」

 

 

 

 

サクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは美味しい!!!」

 

 

本当に美味しい!これもコオロギのようにサクサクで軽い食感!

味としては、なんか懐かしい感じ・・・

噛めば噛むほど味が染み出てきて、どことなくえびせんっぽいです。

 

 

「これは結構止まらない美味しさですね」

 

 

 

 

※GIF動画

本当にスナック感覚でパクパク食べられてしまいます。

凄い。僕は今、虫を美味しく食べている・・・!

 

 

その後、さんしちさんも参入し・・・

 

 

 

あっという間に完食!!

 

 

 

 

「ご馳走様でした」

 

 

 

「どうでしたか?」

 

「今回はかなり当たりでした!竹虫はまた食べてみたいとさえ思いましたね。やましゅーさんはどうでした?」

 

 

 

 

 

 

 

「早よとれや」

 

 

 

 

命に感謝

 

虫の美味しさを教えてくれた「NONG INLAY(ノング・インレイ)」さんを後にし、次のお店に向かいます。

 

 

 

「次のお店で最後になります!ここからすぐのところにあるので、歩いて向かいますねー」

 

「やっと終わる・・・。やましゅーさんはもうそろそろ限界っぽいですしね」

 

「まだ歯にコオロギが挟まってます」

 

 

そして歩くこと約5分・・・

 

 

 

「着きましたよ!」

 

 

 

え?

 

 

 

 

怪しいが過ぎない???

 

 

 

 

 

というわけで、次にお邪魔したのがこちら、「獣肉酒場 米とサーカス」さん。

風貌もそうなんですけど、名前も怪しい・・・。

 

 

 

 

「じゃあ、入りましょうか」

 

 

「あ、はい」

 

 

臆することなく入店していくさんしちさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内にある階段を上り、2階席へ。

一階はカウンター式のようで、仕事終わりっぽい方々がワイワイやってました。

 

 

 

座席に座り、「注文は任せてください」と、メニュー表を確保するさんしちさん。

もう好きにしてくれ。

 

 

「蚕、コオロギ、竹虫ときたので、これ以上は何が来てもなんか大丈夫な気がします」

 

「確かに。かなり耐性は出来ましたね」

 

「正直なんでも来いって感じです!」

 

「お待たせしました~」(ゴトッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オオグソクムシの丸揚げです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみませんでした」

 

 

 

 

 

 

 

「マジか~、最後に凄いのきちゃったぁ~!」

 

「グソクムシって、画像とかでは見たことありましたけど、本物はかなりインパクトありますね・・・!」

 

「グソクムシって、虫なんですか?」

 

「グソクムシは深海に生息する、ダンゴムシとかフナムシの仲間ですね」

 

「ダンゴムシの仲間なんですね!知らなかった・・・!」

 

 

 

店員のあすかさんに食べ方を教えてもらいました。

 

「すごいシンプルですよ」

 

 

「レモンを絞って・・・」

 

 

「塩を振りかけます」

 

 

「あ!やりたい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こうか」

 

 

「早くやれ」

 

「あとは思いっきりかぶりついちゃって下さい!」

 

「勢いでいきます!」

 

 

 

 

 

 

ガブッ!

 

 

 

 

 

 

 

「いってぇ!!!」

 

 

「脚が口内におもいっきり刺さった!!」

 

「これ、注意して食べたほうがいいですね。味はどうですか?」

 

 

 

モグモグモグ・・・

 

 

 

 

「美味い!!」

 

グソクムシうまー!!

味は、やはりカニとかエビに近い感じでしょうか。

殻が結構硬いので根気よく噛む必要がありますが、噛めば噛むほど味が出ます。

これ、ずっと噛んでられる~!

 

 

 

 

 

さんしちさんとやましゅーさんもオオグソクムシを口にし、あっという間に完食しました。

 

 

 

こちらのお店には他にも6種の昆虫食べ比べセットなんかもありました。

左上から時計回りにゲンゴロウ竹虫ハチノコイナゴタガメとのことです。

全く食べ比べたくありませんね。

 

 

昆虫食が食糧難を救う?

 

こちらでの食事も終え、お酒もいただきながら、さんしちさんに色々お話を伺いました。

 

 

 

「そういえば、さんしちさんっていつから昆虫食をされてるんですか?なにかきっかけがあったとか?」

 

「はじめて虫を食べたのは、去年の8月くらいからですね。きっかけは友人の誘いだったんですけど、その前から食べてみたいな・・・という興味はありました」

 

「なんと、前から興味はあったんですね」

 

「はい、通っていた大学が、敷地内に森が広がっているようなところで、夏になるとセミの幼虫が一斉に羽化の為に土の中から出てくるんですよ」

 

 

「えー!!いいなー!!僕、羽化中のセミって見たことないんですよ!見たいー!!」

 

「そんなテンション上がります??」

 

「そうなんですよー!!で、すごい!食べてみたい!ってなって!」

 

 

 

「???」

 

 

「なんで???」

 

「でも、当時付き合っていた彼氏や、友人にそのことを話すとドン引かれちゃって」

 

「でしょうね」

 

「で、大学卒業もして社会人になって、ある飲み会に参加したんですけど、その参加者に虫を食べる人がいたんですよ」

 

「『虫を食べる人』ってパワーワード感がすごいですね」

 

「それで、前から気になってたセミを食べさせてくれるってことで、その人やお仲間さんと一緒に代々木公園でセミの幼虫をたくさん捕まえて、素揚げや唐揚げにして食べたんです。それがめちゃくちゃ美味しくって!そこから目覚めちゃいましたね

 

「そこからさんしちさんの昆虫食人生がはじまったんですね」

 

「そうですね。その後も『他にもいろんな虫を食べてみたい』と思って、昆虫食のイベントとかにも参加するようになったんですが、昆虫食に触れていく内、もっと多くの人に広めたいと思うようになったんです」

 

「なるほど・・・!」

 

「この冊子とか見てもらいたいんですけど」

 

店内で配布している冊子。

要約すると、昆虫の多くはお肉と同じくタンパク質やミネラルを含んでいて、脂肪分に関してはお肉より良質なものもあるんだとか!

さらに、牛肉1kgを生産する為に約8kgもの飼料が必要なのに対し、昆虫は約2kgで可能であるなど環境への負担も少ないとのこと!

 

 

 

「昆虫食って凄い・・・。これ、本当に昆虫食が将来起こりうる食糧難を救うんじゃあ?」

 

「そうなんですよ。だからこそ、それまでに私達は昆虫食を一般に広める為の活動をしているんです」

 

「確かに、急に『食糧難だ!虫を食べろ!』って言われても、多くの人達がすぐには適応できないでしょうね・・・。今後の展望とか、いろいろ考えていらっしゃるんですか?」

 

「はい、将来的には昆虫食の社団法人みたいなのを作りたいと思ってます。あとは正しい虫の調理方法とか、検定も設けていって、徐々に社会的にも認められていきたいですね」

 

「今回実際に体験してみて、やっぱり最初のハードルが高いなとは感じました。そこを上手く下げていくことは難しいことかもしれませんが、頑張ってくだい!応援してます!」

 

 

最後にみんなでパシャリ。

 

 

 

 

 

 

誰だよ。※隣の席にいためちゃくちゃノリの良い兄ちゃんでした。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

今回は将来、人類の食糧難を救うかもしれない、昆虫食のお話でした。

僕自身、いままで昆虫食ってなんとなくゲテモノのような目で見てしまっていたんですけど、今回のことで見方がガラッと変わりました。

正直な事を言うと、取材当初は「虫を食べてオエーッ!」っていうくらいの記事にする予定だったんですよ。

 

 

でも、さんしちさんと取材をして周り、昆虫食に触れ、お話を聞いているうちに僕のちっぽけな世界が少し広がるのを感じたんです。

僕にお手伝いできることは、こうやって記事にさせていただき、少しでも多くの人目に触れ認知してもらうことくらい。

今回この記事を読んでくださった方々には頭の片隅で良いので、「虫が食糧難を救うかもしれない」という事を覚えていただけたら幸いです。

 

 

 

とりあえず取材の後、二人でラーメン食べて帰りました。

めちゃくちゃ美味しかったです。

さようなら。

 

ニシキドアヤトでした。

 

 

 

さんしちさんのTwitter→@3710official

さんしちさんのブログ→「3710/きょうもななめ上を行く」

 

 

今回お世話になったお店一覧

 

最後に、今回お世話になったお店の情報を載せておきます。

どのお店も、昆虫食界隈では有名なお店とのこと。

もちろん昆虫食だけではなく、様々な美味しい料理を提供してくれる人気店なので、是非チェックしてみてください!

 

 

中国茶房8 新宿店

 

中国茶房8 新宿店 HP

住所  :東京都新宿区新宿3丁目5-3

電話番号:03-3351-8869

営業時間:24時間営業(!)

定休日 :年中無休

 

 

 

ノング インレイ(NONG INLAY)

 

ノング インレイ(NONG INLAY)HP

住所  :東京都新宿区高田馬場2丁目19-7 タックイレブンビル1F

電話番号:03-5273-5774

営業時間:11:30~23:30(L.O.23:00)

定休日 :年中無休

 

 

 

米とサーカス

 

米とサーカス HP

住所  :東京都新宿区高田馬場2丁目19-8

電話番号:03-5155-9317

営業時間:17:00~5:00(L.O 4:30)

定休日 :無休(年始のみお休み)