ロカフレ編集部です。こんにちは。
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本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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そして今回のテーマは近年急成長を果たしている『VOD(動画配信サービス)』についてです。
大半の人は『VOD』と聞いても、何のこっちゃだと思いますが、Amazonの「プライム動画」や「ネットフリックス」などの単語を一度は聞いたことがあるでしょう。あれのことです。
今回は、このVODについてどこよりも詳しく、また、どこよりも徹底的に網羅して解説をしていきます。
では、おヒマな方はご覧ください。どうぞ。
目次
VOD(動画配信サービス)とは
さて、VODについて再度詳しくお伝えしておきます。(知ってるよ!という方は、さっとスクロールを推奨)
Amazonのプライム動画をはじめとする動画配信サービスのことを、『VOD』といいます。ちなみに正式名称はビデオ・オンデマンドです。
このVODはパソコンやスマホなどのデバイスにて、動画を視聴できるサービスのことを指します。
動画とは、映画(洋画・邦画)やドラマ(日本ドラマ・海外ドラマ)、バラエティなど、今までテレビや映画館で視聴できたものが対象です。
ただし、見ることのできる映画や番組の内容は、各VODによって変わってくるため、契約前にサラッと確認しなければなりません。
(例:テラスハウスはネットフリックス以外では見れない、など)
VODの特徴!好きなタイミングで好きなモノを視聴可能
先ほど少し言いましたが、VODには、自分の好きなデバイスとタイミングで映画やドラマを見ることができるという特徴があります。
よく聞く活用法としては、公共交通機関を使って移動しているときとかですよね。例えば、飛行機での移動中ってえらくヒマじゃないですか。そういったときにVODが役立ちます。
そしてこれら「VODの自由度」から気づいた方もおられるかと思いますが、今やTSUTAYAやゲオなどのレンタルビデオ店は不必要になりつつあります。
そもそも「借りる」「返す」という概念ではないため、例えば、延滞金を取られるとかいう事象もなくなりました。
よくTSUTAYAやゲオ等でDVDを借りているという方は、この機会にVODの契約を検討してみてはいかがでしょうか。
安いし、返す必要がないし、高い延滞金も取られませんよ。
VODの料金制度について
お次はVODの料金制度についてです。
もちろん各VODによってその制度や金額は変化しますが、だいたいが「月額課金制」を採用されています。(というか、僕が知る限りすべて)
つまり月はじめに月額費用を支払い、その月はそのVOD内にある動画が見放題となる、という感じです。
ただし後ほど詳しく記述しますが、VODによっては月額課金+動画ごとの課金という制度をとられており、例えば、最新の映画やドラマなどは月額課金を払った上で、数百円程度の課金が必要となります。
VODの注意点と、契約までの手順
ここまでVODの魅力的な部分を全面的にお伝えしてきましたが、ここで注意点もお伝えしておきます。
一つは「VODの料金制度」でお伝えした、全てが全て、『月額課金の見放題』ではない、という点です。有名どころで言うと、最近よく映画館等で営業されているU-nextがそうです。
見放題に該当する作品も数多く用意されていますが、最新作品等はほぼ間違いなく「+課金」が必要となってきます。
次に注意していただきたいのが、サブスクリプションという点です。
サブスクリプションとは月額(年額)サービス全般を意味し、まさしくVODやAmazonのプライム会員等がこれに該当します。ちなみにクレジットカードなどの年会費もサブスクリプションと言えば、そうです。(ウォーターサーバーとかも)
月々(または年々)に料金を支払うタイプのサービスすべてがサブスクリプションなので、心当たりある方はVODに登録していなくとも以下の点に注意してください。
さて、こういったサブスクリプション制度は、ものすごく便利な反面、使っていないのに支払い続けるということが起きがち。
契約を解除しない限り、自然と月前に「支払い義務」が発生するので、気づかぬうちにお金を払い続けていたなんてことがよくあるみたいです。まあ制度の問題というか、使う側の意識の問題ではありますがね…。
次はVODの支払い方法について。
VODはインターネット文化をそのまま受け入れたサービスなため、支払い方法も現代的。基本的には「クレジットカードのみ」であり、現金払い(銀行支払い等)ができません。
ちなみにデビットカードでの支払いはできるVODもありますが、基本的にはできません。
最後の注意点は、このVODには「ストリーミング」と「ダウンロード」の二つによる視聴方法があることが通常であり、ダウンロードはデバイスの容量を食うため、ストリーミングでの視聴が基本となります。
っということは、そう!インターネット下でないと動画の視聴ができないので、その点、ご注意ください。
『VODの特徴』にて、飛行機での移動中で見ることがあると言いましたが、こういった場合に動画のダウンロードを活用します。
なのでダウンロード機能のないVODは、普通飛行機などで見ることができないのことを認識しておきましょう。(ANAやJALは機内Wi-Fiがある場合もあるので、見れるときはある)
比較表を見る前に!VODの選び方
続いてVODの選び方について、簡単に話しておきましょう。
ちなみに私はタイトルで書いているとおり、VOD歴6年の、メジャーなVODはすべて契約済み人間となります。(今はプライムビデオと、ネットフリックスのみを契約済)
なのでそれなりに適切なアドバイスができると思います。
よくよく参考にするように。(前置きなげーよ!って方は、スクロールして比較表へ)
自分の好きな作品があるのかどうか
まず一番大事なのは、自分の見たい作品がそのVOD内に存在するかどうかでしょう。
例えば、阿部寛主演のドラマである「結婚できない男」を見たいと思った際、現時点(12/8)では、Amazonのプライムビデオで視聴が可能です。なのでプライムビデオに契約するのが吉ですよね。
その他、別のVODにもその作品があった際は、そちらで契約してもオッケーですが、そういった際はその作品を見たのちの事を考え、自分の好みにあう作品が多いかどうかを事前にチェックするのが重要です。
各VODにはそれぞれ特色があり、例えばネットフリックスは海外ドラマや海外映画が豊富な反面、日本の作品は少ない傾向になります。
逆にdTVは海外ドラマ等が少ない反面、日本のドラマや邦画が多く揃っているのです。そういったのを見極め、自分にあった作品があるところに契約することは、料金等よりももっと大事なことだと個人的には思いますよ。
+課金制度はあるのか
続いて大事なのは、そのVODが「見放題のみ」なのか、「課金制度あり」なのか、です。
課金制度の説明は散々したので省きますが、結構、引っ掛かりがちな点なので、今までVODを契約したことのない人は特に気をつけた方がいいかもしれません。
自分にあった作品が多くあると思って契約してみたけど、実際はその作品を見るには課金が必要で、全然見ることができなかった、あるいは見れたけども、料金が思っていたよりも高くついた、ということがよくあります。
後ほど表にて、+課金制度があるのかどうかを明記するため、そこも事前にチェックしてください。
料金は高め?それとも安め?
まあ、どのVODもそこまで大差はないので、めちゃくちゃに損するとかはないと思います。(月額500~2000円くらいの間)
ただ一年で計算した場合、1万円近く料金の差が生まれることはあるでしょうし、日々、固定費の削減に悩まされている方は割りかし重要視すべき項目かもしれません。
何度も言いますが、作品数の多さや自分の好みと合っているのか等々、総合的に判断することをおすすめします。
つまりは、料金が安いに越したことはありませんが、単に安いからといって、それだけでそのVODを契約するのはちょっとナンセンスかもしれませんよ。
一覧表からわかるVOD比較と各特徴
サービス名 | 月額料金(税込) | 無料期間 | 体感配信数(約) |
---|---|---|---|
amazonプライム | 500円 | 30日間 | ◎ |
dTV | 550円 | 31日間 | ◎ |
NETFLIX | 880円~ | 初月 | ◎ |
U-NEXT | 2189円 | 31日間 | ◎ |
hulu | 1026円 | 2週間 | ◯ |
FOD | 977円 | 1ヶ月間 | △ |
TSUTAYA TV | 2659円 | 30日間 | △ |
- amazonプライムに関しては『年間払い』であり『税込表記』となります
- 上から順に、おすすめしているVODとなります
やっとこさ、比較表にやってきました。
実際の数値と、僕なりの体感を掛け合わせて、各VODを評価していきたいと思います。
とくに配信数については、具体的な数値を公式に発表されているところが多数のため、実は表記することは可能です。
ただ今回はあえて、上記のような体感配信数として比較することにしました。
理由は、VODの選び方でも書いた通り、もっとも大事なのはその作品たちがその人に合っているのかどうかであり、例えば、数十年も前の誰も知らないような作品をズラズラ並べたところで、そこに価値はありませんよね。
それだったら本数は少ないなりに、世間の人が一般的に知っているレベルの作品が置かれていた方が評価は高いと思います。
なので◎である方が、作品数が多いということではなく、一般的に認知されているような作品が多い、ということだと思ってください。
逆にいくら実際の数が多いVODであっても、正直、誰も知らないような作品ばかり並べていれば、その分、評価を下げています。(一般的かどうかの基準は完全に僕の主観です。すまん)
ご了承ください。
プライム動画(Amazonプライム)
僕がもっともおすすめしているVOD。それは、Amazonのプライム動画となります。
最近値上がりをして、年会費が4900円(元々3900円)、月で換算すると約408円となりました。()書きで月会費500円と記載しているのは、年払いと月払いの両方を選べ、月払いを選んだ場合が500円となると思ってください。
なので月払いを選んだ際は、年間6000円となります。
まあこれでも他と比べた場合には、十分安いですよね。
さておすすめの理由は、まず上記で書いた通り、料金が群を抜いて安いことと、その料金に見合わない質の良さです。
月408円で映画が見放題となるんだったら入っておいて損はないでしょう。
プライム動画の場合は、+課金となる動画もあるため全てが全て見放題というわけではありませんが、体感配信数を◎としたように、準新作レベルや過去流行った作品等でも、見放題で視聴できる作品が十分に揃えられています。
例えば、万引き家族。なんちゃら賞を受賞するレベルの作品が、2019年12/8時点で、見放題にて視聴可能です。
コスパが抜群に良く、言ってしまうと断トツの一位だと思っています。
アダルトカテゴリーがない分、そういった作品を見たい人にはアレですが、そこを無視するならやはり断トツ一位で間違いないでしょう。
またプライム動画を見るためのAmazonプライム会員には、プライム動画以外にもプライムミュージックなど、様々な特典を用意されています。
つまり年間たったの4900円で、映画やドラマの見放題(VOD)以外にも、Amazonの送料が無料になったり、音楽が聴き放題になったりするのです。結果、やはり断トツの一位ですね。
関連記事:【評判チェック】100人にAmazonプライム・ビデオの満足度をアンケートしてみた!その結果は…。
dTV
次におすすめしたいのがdTVです。
あの巨大黒船であるネットフリックスよりも上ということで、一部の人間からするとブーイングの嵐かもしれませんが、個人的には日本製のdTVを推したいです。
運営会社がNTTドコモということで、Amazonのプライム動画やネットフリックスと違い、日本のドラマや邦画が多い印象を受けます。まあ、ここをどう判断するかですよね。
つまりは、「邦画なんて見ねーよ!」って方には2位ほどの価値はないかもしれません。
さて、dTVの料金は月額500円となっています。
Amazonの月払い時と同じ料金設定ということで、同じくVODの中では最安の部類に入ります。また安いだけでなく、体感配信数と実際の配信数のともに多く、コスパに優れたVODであることは間違いありません。
ただ何度も言う通り、日本製作品が多いVODなので、そこは各個人で評価を付け直してください。
NETFLIX
料金設定を3段階用意し、桁違いの作品数とお金のかけたオリジナル作品で勝負するネットフリックス。
VOD戦争はこのネットフリックスが日本に来日したことにより勃発したといっても過言ではありません。そして今現在、日本VOD市場の一位に君臨しているのがこのネットフリックスとなります。(2位はAmazon)
たーだ。僕の中での順位は3位。理由は、ネットフリックスのオリジナル作品にそこまで興味を持てないから。
お金の掛け方は通常の映画と同じ、いやそれ以上であり、またクオリティも凄まじく高いのですが、なぜか見たいと思わないんですよね。(今まで一本だけ見たことがある)
なので、ここを見たい!と思える人は自動的にネットフリックスに行き着くのではないでしょうか。
またネットフリックスのみでの限定配信とかも魅力的ではあります。
例えば、テラスハウス。今もなおそれなりの人気を誇るテラスハウスですが、地上波での放送終了後、ネットフリックスでの限定配信にて復活を遂げました。これにはやられましたね。さすがです。
なので人によっては堂々の1位となってもおかしくないVODではありますよね。
一つ気になる点としては、やはり料金。
最安で800円(ベーシックプラン)からの利用が可能ですが、このプランの画質は自分的に受け入れることができませんでした。スマホで視聴する分にはいいと思いますが、僕みたいにパソコンやテレビで視聴する人は最低でもスタンダードプランにするかと思います。
そうなると月額1200円です。1200円払うほどの価値は僕にはなかったということです。以上。
U-NEXT
U-NEXTは正直番外編で1位にもってきて良いレベルだと思っています。
理由は一般的なVODの中で唯一大量のアダルト作品を扱っているからです(扱っているだけなら、一応、TSUTAYA TVも…)。その分、料金も他のVODの2倍近くなっていますが、それくらいの価値は全然あるのではないでしょうか。
一般的な作品の配信数も十分に多く、体感としても◎です。
じゃあ、なぜ4位なのか。
これは単純にアダルト作品に興味がない人からすると、その分は無駄でしかなく、それであって月額1990円取られるのはコスパが悪すぎるからです。なのでアダルト作品に興味があるかどうかを前提に加入するかの判断をしてみてはいかがでしょうか。
関連記事:【評判チェック】100人にU-NEXTの満足度をアンケートしてみた!その結果は…。
hulu
ここら辺からはもう他のVODとそこまでの違いがなく、言うこともなくなってくるので説明も雑にいきます。悪しからず。
まず無料体験の日数が2週間。これは他のVODと比べて断トツで短いです。ケチンボ!
ただまあ作品数はそれなりにあり、中でも海外ドラマシリーズに力を入れている気がします。
また運営会社に外資の血が入っているためか、海外作品と日本作品の両方が満遍なくあり、もっともバランスの取れたVODかもしれません。まあとりあえず無料体験しておく価値は十分にあるのではないでしょうか。
FOD
過去のフジドラマが見たい。懐かしいの見てー!って方にはいいと思いますよ。
また最新ドラマをリアルタイムで配信していたりして、そこは強みですよね。まあただVODとしての評価はやっぱ低いです。料金もそれなりにしますしね。
あと月額料金を払った上での課金が結構エグい。
なにかと課金が発生するのでコスパは普通に悪いと思っています。(反論は受け付けない)
総括。「私は日本ドラマしか見ない!日本ドラマといっしょに死ぬ!とくにフジテレビが大好き!」
って方におすすめです。
TSUTAYA TV
最後はTSUTAYA TVです。最後なので、正直にそこまでおすすめはしていないです。(ただU-nextと同じく、少量のアダルト作品がある)
ただこれは全てのVODに言えることですが、無料体験がどの道あるので、一通りTSUTATA TV含め登録することをおすすめします。
で、TSUTAYA TVですが、その名の通りTSUTAYAさんが打ち出したプランとなります。
なので常日頃からTSUTAYAで映画やドラマを借りてるって方にいいかもしれません。TSUTAYA店舗にてDVDが借り放題(新作等は除く)、また通常のVODと同じくストリーミング再生も可能です。
今回、体感配信数を△にしていますが、おそらく実際の本数自体は多めだと思います。
まあ、僕の好みにまったく合わないという感じですね。
あとは、店舗に置かれている作品がそのままネットにてストリーミング再生できるのだと思っていたのですが、どうやら違うみたいです。
店舗に置かれているような作品が全然ないように感じました。なのでまあTSUTAYAによく行くよ!って方はぜひご検討ください。僕は正直おすすめしません。
まとめ:vod歴6年の私がおすすめする最優秀VODとは
VODを選ぶ基準はとにかく自分の好みにあった作品があるかどうかです。これに限ります。
いくら作品数が多かったり、安くても、自分が普段見ないような作品ばかり並んでいては利用することもなくなるでしょう。
VODはサブスクリプション。月額費用を払って使い放題となるシステムです。
なのでどんどん利用しないと損ですよ。
「現状、見たいと思う作品はないけど、何となく登録はしておきたい」
そんな方は今回のランキング順に登録しておけばオッケーです。すべてに無料登録期間がありますし、色々と作品を吟味し、自分にあったVODを見つけることができると思います。
何度も言いますが、僕のおすすめはAmazonのプライム動画です。
もしアダルト作品も見たい!という方は必然的にU-nextになると思います。どうぞ、ご検討ください。