沖縄文化が面白い!? 沖縄の女子大生に密着取材した話


「よーし沖縄に住もう!」

私が唐突にそう思ったのが4ヶ月程前の話です。

そして・・・・・

私が唐突に沖縄に移住してから、

早いもので一ヶ月が経過しました。

 

うーん、

沖縄は最高ですよ。

予想以上に気温が涼しい。

ゴハンも美味しい。

人も優しい。

いるだけで元気になれるような場所です。

がっ・・・・・しかし!

実は私は・・・・「沖縄の知識」

全くと言って良いほど無いのです。

 

完全に勢いだけで移住したので、

沖縄の事をなにも知らないのです。

じゃあ「沖縄を知る」ってどういう事だろうか?

リアルな、生な、

沖縄で暮らす人のが知りたい!

 

そう考えた私は

「一人の沖縄の女子大生」に密着取材する事にしました。

 

~沖縄の女子大生に聞いてみよう~

 

そうと決まれば善は急げ。

 

札束(ロカフレ経費)を握りしめて、

暇そうな沖縄の女子大生に声を掛け取材協力を求めました。

「いいですよ~」とその場で快諾。

 

で、今回取材協力して頂けるのは・・・・

沖縄県で唯一の国立大学である、

琉球大学に通う「チネンさん」です。

※沖縄の某マクドナルドにて

 

「チネンさん、今日はよろしくお願いします。」

「こちらこそ~~」

 

顔出しNGなんで。

私が似顔絵を描いておきましょう。

ニコニコよく笑う愛想の良いチネンさん。

チネンさんはハキハキ答えてくれました。

 

~沖縄の女子大生チネンさんの一日~

 

■早朝

「朝起きたらまず朝食を作って・・・・・

 その後、兄妹を車で学校まで送ります。」

学校までの距離は10キロほどだそうで・・・・

毎朝1時間半もかけて兄妹を送るのだとか・・・・。

(これは大変だ・・・・)

 

「沖縄は車社会なので車無しでの生活は無理ですよ~」

「歩いている人だって・・・あんまり居ないですよね?」

と言うチネンさん。

(たしかに・・・あんまり・・・いないかも?)

 

さらに・・・・

歩いてるのはチョット変わった人が多いかもですよ?」

なんて事を言い出して・・・・

 

その後の車での移動中、

「ほらっ!ほらっ!」

と言って、歩いている人をツンツン指差しはじめたのです。

(ちっ・・・・チネンさん!?)

しかし私がどんなフォローを入れてもチネンさんは、

「歩いてる人は絶対ヤバイ人だ!」と決めつけていました。

私にはわからない何か確固たる自信があるようです。

 

■昼ごろ

チネンさんは大学

 

大学の話になったので、

「沖縄の学生はどこで遊ぶのですか?」

と興味本位で聞いてみると。

 

「ジャスコです。」

即答するチネンさん。

 

(じゃ・・・じゃすこ?)

※デパートのようなモノです。都会ではイオンとも呼ばれています。

「沖縄は・・・遊ぶトコなーんにも無いですから!」

そんな風に笑顔で言い切られると・・・反応困る。

(なんにも無いワケがないだろう・・・)

 

「夏ですからとかは行かないのですか?」

私は続けて質問を投げかけました。

 

しかし・・・・

暑いから行きません・・・」

「海って・・・・入るとベタベタするじゃないですか?」

なんて即答するチネンさん。

 

(海に行かないのか・・・あんなに美しい海があるのに・・・?)

「たま~には行きますけど・・・行くなら涼しいですね!」

「あっ・・に行ってみますか?良い場所ありますよ~」

そう言われたので、二人で海に繰り出しました。

こんな30過ぎの怪しいオッサンを軽く海に誘い出すとは・・・・・・

(うーん。沖縄の子は人懐っこいのかなぁ・・・?)

そんな風に思いました。

とにかく気さくなチネンさん。

 

で・・・・に到着。

 

 

海・・・メチャクチャキレイじゃないですか・・・?

 

「でもね?暑いでしょ?」

と言われると・・・確かに暑い。

いや、コレだけ暑いとむしろ海に入りたいんですが・・・・

「暑いから最初から海に行かない」

という選択をする地元民の気持ちもわかる気がします。

 

■夕方

「学校から帰ったら、家の掃除をして、

 晩御飯を作ります~」

(えっ!?)

ビックリして聞き返しました。

「晩御飯まで作るんですか?」

 

「う~ん、私がやらないと誰もやりませんからね~」

 

サラッとそういうチネンさん。

料理は毎日してるので得意です!」

そう言うチネンさんは、なんと手料理を振る舞ってくださいました。

 

使う食材はコチラ!

通称:「ナーベーラー」(ヘチマ)

 

サクサク手際よく調理するチネンさん。

 

そして完成!!!!

 

「ナーベーラーンブシー」(ヘチマの味噌煮)

 

おおっ・・・・・これはうまそうだ!!!

「だけどヘチマ料理なんてはじめて見ましたよ!」

私がウキウキしながらそう言うと・・・・

 

「まぁヘチマは沖縄の人でも食感がキライ

 って人も多いんですけどね・・・」

 

「え?」(なんでそんなモノを・・・?)

 

「うちの母もヘチマは人が食うもんじゃない!

 って言うくらい嫌ってますから・・・」

 

 

パクッ

 

「うおぉおっ食感が独特だけどヘチマ美味しい!!!!」

食べたら普通に美味しかった。

 

「なんだぁ・・・・普通に食べれるんですねぇ・・・」

と妙に残念そうなチネンさん。

(こっ・・・この娘は・・・・・・)

 

その後、独り身の寂しい中年男性のために、

チネンさんはタッパーに料理を詰めてくれました。

ありがたや・・・・・

 

しかし料理の手際が良い、後片付けまでテキパキと・・・・。

「毎日やってますから~」と改めて言うチネンさん。

 

(これを毎日かぁ・・・・なんでだろう?)

 

しかし・・・その疑問は家庭の事情を聞いてスグ納得しました。

 

なんとチネンさんは5人兄妹。

チネンさんはの面倒を必然的に見なければならないのです。

(だから料理や掃除を・・なるほどなぁ・・・・・)

 

チネンさんが言うには、

沖縄では4人兄妹、5人、6人兄妹もよく見かけるそうです。

 

そしてなんと・・・・

チネンさん一家は1LDKのマンション家族7人

ギュウギュウ詰めで住んでいるそうなのです。

プライベートなどは一切無いそうです。

 

そういえば・・・

私も沖縄移住のためにいろんな物件を案内されて回ったのですが・・・

ワンルームマンションでも子供がワイワイ遊んでいて

(こんな狭い部屋に家族で住んでいるのか・・・?)と驚いた記憶があります。

「おが無いから、

どこの家もみんなそんな感じなんです!」

そう言ってアハハと笑うチネンさん。

なんだか・・・・・・見栄も張らず、

自然体な所が沖縄の人の素敵な所なのかもなぁと感じました。

 

 

(しかし・・・・・お金が無い・・・・か)

 

たしか沖縄の平均年収は350万程度で、

全国でも最下位だと聞いた覚えがありました。

(やはり・・・・沖縄県民の生活はツライのだろうか?)

 

「ご両親は何をしてらっしゃるんですか?」

と、そう質問してみると。

 

最近、就職して父が工場で母が事務員です」

とアッサリ答えるチネンさん。

 

(ん?・・・・最近?)

話を詳しく聞いて驚きました。

 

ご両親は少し前まで無職だったり、

アルバイトだったり職を転々としていたそうなのです。

両親共になぜか大学を卒業後から結婚した後も、

ずーっとフラフラと・・・そんな感じだったそうです。

 

(おおらかなご両親なんだなぁ・・・)

これは・・・なんて言えば良いのだろうか?

「大変ですね?」と言えばいいのだろうか?

私がチョット反応に困っていると、

 

チネンさんがニコニコと笑って言うのです。

それなりの生活をすれば良いだけですから~」

 

その嫌味の無い笑顔に、

なんだかドキッとしました。

それはシンプルな答えですけど、

簡単な事じゃないですよね・・・・・。

 

思えば・・・・・正社員になってずっと働き続けるのも、

もちろん生活の安定等のためでもありますが、

「見栄」「人の目を気にして」の部分も大きい気がするんです。

それなりに生きるっていうのは難しい。

 

そしてチネンさんは加えてこんな事も言っていました。

「最近、子育てにお金がかかるから産めないって話を耳にしますけど、

 ただそれに合わせた生き方が出来ないだけじゃないですかね?」

なーんて・・・・

 

確かに・・・・本当にお金に困っているのではなく、

見栄や贅沢を守る為にお金を使いすぎている人も多いのかもしれません。

「それなりに生きる」

子供が多い沖縄には、

つまりそれが自然に出来ている人が沢山いるんですかね・・・・?

 

・・・・今回、沖縄の女子大生の取材を通して、

「観光地を回るだけ」ではわからない、

「ありのままの自分を許してくれる」

・・・そんな沖縄の魅力の一面を知る事が出来ました。

沖縄には年間800万人を超える観光客が訪れるそうなのですが、

それは海や自然やオイシイ料理だけではない、

沖縄の「人の魅力」にも惹かれているからだと思います。

 

かくいう私も沖縄の「人の魅力」にドップリとはまってしまいました。

 

まだ沖縄に移住して一ヶ月そこそこなので・・・

まぁ・・・なにも偉そうな事は言え無いのですが・・・・

 

「沖縄に移住して良かった!」

いまはそれだけ・・・・・心からそう思っています。

 

オシマイ