食事。
それは、私たちの体すべてを形づくるもの。
食事。
それは、それはコミュニケーションのきっかけ。
食事。
それは、命のやりとり。
こんにちは。
タロウです。
「カレーは飲み物」とホンジャマカの石塚さんが発言されてから10数年、今年ついに落合陽一さんがガチでカレーを飲んでいる映像が放送され「ここでつながったか…」とひとり感慨にふけっていました。
落合さんは効率化のためにカレーを飲んでいるのですが、私は決して効率化のためにカレーを飲んでいるわけではりません。
理由はカンタン。
そう、圧倒的節約。
安いものだと1食100円でおさまるレトルトカレーは、最近アレがアレな私には欠かせないアイテムなのです。
が、しかし!
最近格安SIMに乗り換えたことにより、月1万2,000円のお金が浮くこととなりました。
1日に換算すると400円。
この400円でレトルトカレーを4つ買うことは簡単です。
ただ、私はそこまでバカではありません。
「1食400円あればもうちょっと美味しいものが食べられるのでは?」
こう考えるのが、人間としてのプライド。
ということで、今回は「格安SIMによって浮いた1日400円のお金があればどんなものが食べられるのか?」を検証していきます。
さあいきましょう。
レトルトカレーの向こう側へ。
目次
圧倒的悦楽「松屋のプレミアム牛めし」
まずやってきたのは、「松屋」。
「牛丼業界の万年3位チェーン」という不名誉な称号得ている松屋ですが、個人的にはチェーンの中で一番好きです。
ここに来たからには何を頼むか、もうおわかりですよね?
そう、「プレミアム牛めし(380円)」。
本体の牛めしはもちろん、他のチェーンにはない味噌汁。
そして、オリジナルの黒胡麻焙煎七味が私の心を踊らせます。
ゆっくりと持ち上げ…
ぱくり。
どえりゃあうめぇが。
おっと失礼。
あまりの美味しさに地元の言葉が出てしまいましたね。
ここからは、一気にかっ喰らっていきましょう。
もちろん、途中で紅ショウガと七味による味変も忘れずに。
ご馳走様。
格安SIMに乗り換えることによって手に入る400円。この400円さえあれば、こんな貴族の食事がいただける世の中なのです…。
人類の飽くなき探究心はとどまることを知りませんね。
さて、次の場所に向かいましょう。
横綱クラスのボリューム「くら寿司のかけうどん」
お次は大手回転寿しチェーンの「くら寿司」にやってまいりました。
狙うは平日限定1杯130円の「かけうどん」です。
おや?
そうこうしているうちに、レールに乗って運ばれてきたようです。
もちろん3杯、ね。
どうですか?この神々しい3トップは。
これで合計390円ですからね。
いやはや恐れいります…。
金色に輝くスープは、すべての食欲を優しく包み込んでくれる母。
130円とは思えぬ力強いコシの麺は、いざというときに頼りになる父。
私にはそう見えます。
さて、前置きが長くなってしまいましたね、
それでは、一口…
あ〜ん。
バカうめえクソワロタ。
おっと失礼。
最近流行りの若者言葉が出てしまいましたね。
いやぁ〜、本当に美味しい。
このクオリティで1杯130円とは、うどん屋さんにとっては脅威でしかないでしょう…。
ただ、私はこのときある重大な事実に気づいてしまったんです。
3杯はキツイ。
当然ですよね、さっきプレミアム牛めしを食べたばかりなのですから。
しかし、1食400円の旅はまだ途中。こんなところで諦めるわけにはいきません。
残る食欲を振り絞って完食。
ふぅ。
お腹いっぱいでございました。
しかし、みなさん。
何か重要なことを忘れてはいませんか?
そう、栄養バランスの偏りです。
1食400円もあればこんな豪華な食事を食べることができますが、その反面ここまでで紹介したふたつは極端な糖質食。
こればかり食べていては、いつ体を壊してもおかしくありません。
こうなると、もうあの人に頼るしかありませんね…。
最強の選択肢「自炊」
外食ダブルパンチで栄養バランスを崩した私は、とある方に助けを求めました。
た:マッサーさん、400円で何かご飯をつくっていただけませんか?
格安SIM乗り換え料理研究家。格安SIMに乗り換えたお金で何を作れるのか、日々試行錯誤しているプロフェッショナル。なお家系ラーメン中毒者でもある<タロペディアより引用>
何やタロちゃん?また偏食かいなぁ。しょうがないなぁ、まあワシに任せとかんかい!ほな、アレでいこか!
そう言うと、彼はキッチンを使って料理を始めました。
自炊言うても手間かかり過ぎたら長続きせえへん。そこで活躍してくれるんがインスタント味噌汁や!カットわかめをプラスして栄養満点やで!
早速自炊ではないような…
細かいことは気にせーへん!そんなことにクヨクヨしとったらあんた長生きせえへんで!
(圧がすごい…)
その後、彼は「チャチャッと」「ワー言うて」「やったらんかい!」などと言いながら冷蔵庫にある材料で食事を作ってくれました。
そして、完成したのがこちら。
はい、おまちどうさん!タロちゃん、これ食べて栄養つけとき〜!!
えっ、普通においしそう。
さっきも言うたけど、自炊で大事なんは手間がかからんこと。ほんでもうひとつは栄養バランスがとれてること。こんなんやったら5分で作れるで!
コツとかはあるんですか?
そうやなぁ〜。まあゆで卵と茹でブロッコリーは時間ができたときにある程度の量を作っとき。あとはもうほとんど既製品やから何の手間もいらへん!
なるほど。たしかに自炊ってめんどくさいイメージありますね。
あっ、そうそう。サラダはレタスとかキャベツみたいな淡色野菜だけじゃのうて、トマト、ブロッコリー、パプリカみたいな緑黄色野菜もバランス良く食べとき!最近は「レタス食べる=野菜食べてる」と勘違いしてる子が多いからな!
普通にちょっとためになる!
あと、和食は基本的にはバランスとれとるけど、塩分だけは気をつけんとアカン。せやから、「納豆もタレは半分」「味噌汁は減塩タイプを使う」とかちょっと工夫しときや!まあこんあ偉そうにいうてワイもラーメンのスープ全部飲んでしまうんやどな!
ただのいいヤツかよ。
ゆで卵+シーチキンでタンパク質もしっかり補充。
さて、それではいただきましょう。
まずは白米から…
パクッ。
正解。
「あっ、ただいま」
全身がそんな感覚につつまれました。
写真を撮るのも忘れ、一気に完食。
ありがとうございました。おかげで少し元気になりました!
そうやろそうやろ!また何かあったら呼んでや〜!!
1食400円もあれば相当うまい飯が食える
「ワンコインランチ」という言葉があるように、ランチは安くても500円というのが世の中の相場。
そのため格安SIMに乗り換えることによって手に入る「1食400円」には、正直あまり期待はしていませんでした。
それがまさか400円でここまで充実した食事ができるとは…。
世界はまだまだ広いようです。
結論としては、やはり栄養バランスを考えると自炊がベストかもしれません。
マッサーさんの作ってくれた定食(?)は5分もあれば作れるので、ぜひ家庭で試してみてはいかがでしょうか?
それでは、心を失っていた私が、食によって心を取り戻した写真でお別れとさせていただきます。
<カレーを食べていたとき>
↓
<1日400円のプチ贅沢食が食べられるようになったあと>
食は人を豊かにする。
タロウでした。