毎日何気なくとっている行動。
これを少し変えるだけで、無駄遣いを減らすことができます。
無駄遣いを減らすだけで、無理せずに貯金をすることだって可能。
ですが、無駄遣いを減らそうと無理して頑張ると、なにかを我慢しなくてはなりません。我慢すると、その反動でいつか爆買いしてしまう恐れもあります。
無理のない程度に頑張ることが、長続きの秘訣といえるでしょう。
目次
簡単にできる無駄遣いをしないための5つの習慣
無駄遣いを減らす習慣には、今すぐ簡単にできることもあります。
簡単にできるに越したことはないでしょう。
5つの習慣をご紹介するので、明日からでも実践してみてください。
できるだけコンビニに入らない習慣
毎日の出退勤時に、コンビニへ寄ることが日課になってはいませんか?
コンビニには、新商品や美味しそうなデザートなど魅力的なものがたくさんあります。仕事帰りの場合には、とくにお腹が空いているので、帰宅するだけなのにチョコや菓子パンなどを買ってしまうことがあるでしょう。
また、バスや電車までの時間をコンビニで過ごすとします。何も買わないのは申し訳ないという気持ちから、必要ないものを購入してしまうことも。
コンビニへ入らないようにするだけで、何気なく使っていた無駄遣いを減らすことができるのです。
水筒持参の習慣
みなさん、毎日の飲み物はどうしていますか?
例えば、毎日お茶のペットボトル1本とコーヒーを1本、自動販売機で購入する人の場合には飲み物代だけで一日250円~300円程かかっていることになります。
水筒を持参するだけで、毎日250円以上の貯金が可能です。250円×20日とすると、ひと月で5,000円も貯めることができます。
5,000円×12ヶ月とすると、年間で60,000円も貯金をすることができるのです。
コンビニやカフェでコーヒーを買っている人も、これを我慢するだけでどんどんお金が貯まっていきます。
また、休日に家族でお出かけするときも、コンビニで飲み物を買うと飲み物だけで500円以上かかってしまうこともあるでしょう。
その場合には、あらかじめ1.5ℓのペットボトルを買って水筒持参にした方が節約になります。子供たちも、水筒の中身がジュースであれば文句も言わないはずです。
買い物リストを書く習慣
食品の買い物のとき、買い物リストを書く人は多いのではないでしょうか。
買い物リストを書くことで、必要なものが一目でわかり、不要なものの購入を防げます。
ですので、食品の買い物の時だけでなく、衣服や雑貨などを買いに行くときにも買い物リストを書きましょう。
そうすることで、買わなくてはいけないものの優先順位をつけることができます。
買い物リストに書いたものよりも必要なものかどうか、その場で判断できるので無駄遣いを減らすことができるはずです。
一度頭を冷やす習慣
買う予定がないものでも、とてもかわいいデザインの服やカバンが欲しくなってしまうときってありますよね。
ですが、その場ですぐに買うのは危険です。その日は我慢して、一週間考えてみてください。少し時間を置くと、欲しいと思う気持ちが静まってくることがあります。一週間経ってもその服やカバンが欲しくてしょうがないというのであれば、それは買って後悔しないものです。
一度頭を冷やすことで、冷静に必要・不必要を考えることができます。衝動買いの防止になりますよ。
出かける前に天気予報を見る習慣
天気予報は、前の日の予報では晴れだったのに、当日は「今日は不安定な天気になるでしょう」なんて変わることがよくありますよね。
ですので、天気予報は出かける前に必ず見る習慣をつけましょう。そうすることで、傘が必要かどうか、上着が必要かどうかがわかります。
出先で、傘がないのに雨が降ってしまうと、コンビニなどでビニール傘を買わなくてはいけません。家にビニール傘がたくさんあるという人は、この習慣をつけるだけで無駄な出費を抑えることができます。
天気が曇りや晴れでも降水確率が0%ではないときは、折りたたみ傘をカバンに入れておくと安心です。
少しの努力で無駄遣いを減らす3つの習慣
これまでご紹介してきたことは、とくに努力することなくできる習慣でした。
次にご紹介することは、少し努力するだけでできます。無駄遣いを減らす習慣を身につけましょう。
できるだけ自炊をする習慣
料理が得意な人は努力する必要はありませんが、料理が苦手で嫌いという人は、努力が必要になります。
毎日のように外食や飲み会、コンビニやスーパーの総菜を買っている人は、無理のない程度に自炊するだけでずいぶんと無駄遣いを減らすことができます。
とはいえ、いきなり毎日自炊をしなさい!といわれても、それは大変ですよね。
ですので、無理のない程度に自炊することが大切です。
料理が苦手な人は、料理の素(クックドゥなど)を使用すると簡単にできます。出来立ての温かい料理が食べられるので、スーパーの総菜よりも美味しく感じるはずです。
完成した料理は少しだけ別の皿にとっておくと、次の日のお弁当に持っていくことができるので、一石二鳥ですよ。
そして、これからの時期におすすめなのが鍋です。
野菜をしっかり摂ることができて、鍋もジャーポットに入れれば次の日のランチにすることができます。なにより簡単なので、料理が苦手な人でも自炊することができますよ。
疲れたときや面倒なときには、コンビニ弁当や総菜などを買うことで、長く続けていけるのではないでしょうか。
カフェの習慣
毎日カフェでコーヒーを買って職場で飲む。これが日課になっている人は、カフェのコーヒーが当たり前になっていますよね。
自分の家で淹れたコーヒーもカフェには敵いませんが、結構おいしいですよ。コーヒー屋さんで自分好みのコーヒー豆を挽いてもらい、それを毎日淹れて持っていけば気持ちも満足するはずです。
何でもない日はインスタントコーヒー、頑張った日や月曜日だけカフェのコーヒーというように、頻度を少なくするだけで節約になります。
カフェのコーヒーは特別な時だけと決めると、いつも飲んでいたカフェのコーヒーもさらにおいしく感じ、味わいながら飲むことができるでしょう。
乗り物を使わない習慣
毎日生活をするにあたって、車や電車などの乗り物はとても大切な生活の足です。ですが、徒歩で15分以内のところでも車や電車を使っていませんか?
乗り物を使うとガソリン代や乗車運賃などのお金がかかります。車だと駐車場を探さないといけませんし、公共交通機関だと時間を気にする必要があります。徒歩だと自由が利くので、意外と時間の節約になることもあるのです。
また、歩くことは健康にもいいことですよね。
乗り物を使わない習慣は、お金の節約だけではなく時間の節約と健康にも良い習慣といえます。
本当に必要かを考えて無駄遣いを減らす
何気なく支払っているお金も、実は無駄遣いということもあります。
これは本当に必要なのかどうかをよく考えてみましょう。
習い事やジムは本当に必要?
会費は結構かかっているのに、忙しくてあまり行けていない習い事やジムなどはありませんか?
あまり行けていないのであれば、思い切って辞めてしまいましょう。時間に余裕が出てからや、またやりたいと思ったときに、また始めればよいのです。
また、お子さんの習い事は、本当にお子さんがやりたいことですか?
お子さんが嫌々行っている習い事であれば、無理に行かせないで辞めてもよいのではないでしょうか。お子さんが本当にやりたいことを見つけた時に、やりたいことをやらせてあげるためにも、無理に行かせるということは無駄に感じてしまいます。
ただし、お子さんの習い事に関しては、それぞれの家庭の考えがあるでしょう。少しでもお子さんの身になることであれば、決して無駄遣いではありません。
そのアプリや課金って本当に必要?
今では、スマートフォンを使っている人がほとんどではないでしょうか。スマートフォンをさらに便利にしてくれるものといえば、アプリですよね。
携帯を契約したときに、有料アプリをつけて割引を受けることがあります。そういったアプリは、使用しないのに外し忘れていて、毎月お金がかかっていることも。また、ゲームなどでは課金をすることでさらに強くすることもできます。
ですが、課金してまでゲームをする必要はありますか?
無駄な有料サイトやアプリなどに、気づかないうちにお金を払っていることがあります。心配な人は携帯ショップで相談してみるのもおすすめです。
携帯ショップでは料金相談もできるので、1年に1回くらい相談に行くのも良いですよ。
その便利グッズ本当に必要?
ホームセンターや100円ショップ、家電量販店には、さまざまな便利グッズが販売されています。確かに、どれもあれば便利なものばかりですよね。
ですが、キャベツを千切りにするだけの器具や、レンジでゆで卵を作るだけの器具など、本当にその価格以上の価値があるのでしょうか。
さらに、便利グッズは場所をとるものも多いので、たくさん集めると家の中がごちゃついてしまいます。欲しいと思ったものはその場で買わず、家に帰って代用できそうなものはないか確認してみましょう。意外と代用できそうなものが見つかることもありますよ。
また、代用できそうなものがなく、やっぱり欲しいなと思ったときには、ネットで口コミを確認してから購入すると失敗することも少ないはずです。
このお菓子、本当に子供が欲しがっている?
お子さんがいる人のなかには、お出かけしたときにお菓子を1個買ってあげると決めている、ということはありませんか?毎回お菓子を何個も欲しがる子なら、毎回1個ルールは有効といえます。
ですが、欲しいお菓子がなく迷っているお子さんに、これでいいんじゃない?と親御さんがすすめることはありませんか?お子さんも、“何も買ってもらえないよりも、これでいいから買ってもらおう”という気になり、それほど欲しくないお菓子を買ってもらいます。
そのあとに行ったお店で本当に欲しいものが見つかったときには、断ったり特別にもう1個買ってあげたりしてしまうこともあるでしょう。
であれば、お出かけしたお店でお菓子を1個買ってあげるという決まりごとは無くしてもよいのではないでしょうか。
そうすると、お子さんが欲しいものだけを買ってあげることができますよ。
まとめ:自分の今の生活を見つめなおそう
このように、生活を少し変えるだけで無駄遣いを減らすことは可能です。
毎日何気なく使っている無駄なお金も、習慣を見直すだけでお金が貯まっていきますよ。貯まったお金で旅行に行ったり、デパートのコスメやアクセサリーなどのご褒美を買ったりなど有意義な使い道を選びましょう。贅沢な外食でも良いかもしれません。
“無理なく我慢ばかりせず、たまには贅沢を”これが長く続けていくための秘訣です。