普段捨てそうな部分(主に野菜)を活用し、節約する方法を3つご紹介

主婦ライターのハッパ中西です。こんにちは。

普段、節約に節約を重ねる極貧生活をしているため、それを生かし(?)私なりの節約術を書いています。

 

さて皆さん。料理などに利用する野菜、まだまだ活用できるのに気軽にポイッと捨ててはいますか?(キャベツの芯とか)

一度は聞いたことがあると思いますが、野菜って普段捨てているような部分にこそ集中して栄養素が詰まっているのです。よく野菜は皮ごと食べた方がいいとか言いませんか?そういうのです。

 

また食べないにしても、その部分を活用することで再生することだって可能。

いちいち買わずして自宅で栽培してしまえば、大きな食費削減に繋がるのではないでしょうか。

 

ということで今回は、私が常日頃から実践している野菜活用、節約術をお伝えしていきます。

これを読んで頂ければ野菜の捨てる部分が減り、毎月の食費も少し浮くかもしれません。その野菜、まだ捨てないで〜

 

そのまま捨てるのはもったいない!私なりの野菜活用術3選

ほんの少し工夫することで、野菜をまんべんなく使うことができ、野菜本来の良さを引き出すことができます。

簡単に真似できるので、良ければお試しください。

 

ねぎ・豆苗などは根元を残し水栽培で育てる

例えばスーパーで買えるねぎや豆苗。

これらは水栽培にて再生させることが可能です。

 

正しく水栽培すれば、およそ2回~3回程度再び育ち、美味しく食すことができます。

1度買って2度(または3度)美味しいのが水栽培なのです。

 

ということで、家庭でできる簡単な水栽培をお伝えしましょう。

まず、用意するものは下記の通りです。(栽培方法は確実に真似てください。少しでも間違うと腐りやすく、返ってストレスが溜まります)

  1. ねぎや豆苗の根元部分
  2. 深めの容器(ペットボトルで充分)
  3. 輪ゴム(1個)

これらを用意できましたら、実際に水栽培の手順に移ります。

まずねぎや豆苗の根元部分を、約5センチ程度残してください。少しもったいない気もしますが、これらが再生するので、心を鬼にして残しましょう。

 

ポイントは、自分の思っているより比較的大きめに残すことです。だから6センチくらいがいいかも(5センチじゃないんかい!)。

経験的に、3.4センチとすこーし短めにやってみると、それだけで確率が半減するほどなので、長ければ長いほど成功率は上がるのだと思います。

 

さて続いて切ったねぎ、もしくは豆苗の根元を輪ゴムでまとめてください。

もちろんですが、種類別にまとめてくださいね。

 

そして輪ゴムでまとめたら深めの容器(ペットボトル等)にまとめた根元を入れ、水に浸します。 

この水は水道水で充分ですので、水の量に気をつけてください。根元を超えない程度に浸します。

 

手順としては、たったこれだけです。

とっても簡単ですよね。

 

あとは、水を毎朝変えてあげるだけです。

冬場は毎日ではなく、2~3日に1回でもいいぐらいです。これだけで、ねぎ・豆苗は日に1センチ程度伸びていくはずです。

 

なので、だいたい1週間程度で数十センチは伸び、収穫時期に突入。

当たり前ですが、室内栽培であっても、食べる際はしっかり水洗いしてくださいね。

 

あと栽培場所なんですが、風通しがよく、日光が入ってくる場所がベストです!

例えば私だと、キッチンに置いて栽培をしています。順調です。

 

ねぎ・豆苗編は以上です。

簡単にできる節約術なのでぜひお試しください。

 

大根の皮などは漬物にしておかずを1品増やす

続いては、その野菜、もう捨てるの?もったいない!からくる節約術。

みなさん野菜の皮どうしてます?簡単に捨ててはいませんか?実はその皮、プラス1品にできるほど美味しく食べることができますよ。

 

多くの野菜の皮は、きんぴらにしたり、かき揚げにしたりと様々な料理に変身させることができるのです。(ちょっと面倒いけどね)

それに冒頭言った通り、皮には食物繊維が豊富で、健康にも良いとされています。

 

皮は捨てるどころか、食べることができるし食べないといけないし、食べよう!ってことです。

今回、私がよく作る皮料理をお教えしましょう。簡単に作れる大根皮を使った漬物を2パターンご紹介します。

 

めんつゆ漬物バージョン

まず、用意するものは下記の通りです。

  • 大根の皮(1本分)
  • めんつゆ(2倍or3倍)
  • 柑橘系の果汁(レモン・ゆず・かぼすなどお好みで)
  • 柑橘系の皮(お好みで)
  • 唐辛子(お好みで)

続いて作り方になります。

 

1.大根の皮を細切りにする

漬物はポリポリとした食感が大事なので、それを実現できるほどの大きさに切ってください。

つまり小さすぎないことです。あとほんの気持ち程度身の部分を残しておくことで、段違いにおいしくなります。

 

さらに作るときのアドバイスですが、大根の皮がでたときにすぐ調理に取りかかってください。

私の場合だけかもしれませんが、漬物ように置いておこうと思って保存した大根の皮は漬物にならずゴミ箱へいきます…。

 

2.ジップロックなど頑丈な袋に入れる

続いて、ジップロックなど頑丈な袋に、大根の皮・めんつゆ・柑橘系の果汁、お好みで柑橘系皮・刻んだ唐辛子を入れてください。

そしてきちんと閉じたら、よく揉んでいきます。

 

3.冷蔵庫で冷やす

最後は、ジップロックの空気を抜いて冷蔵庫で冷やすだけ。

空気はしっかり抜かないと味が染み込まないので注意!どうやって空気抜くの?って方は鍋に水を入れてそこへジップロックをつけて閉じてみてください。空気が上へ逃げて閉じやすいです。

 

その後、時間にして30~60分程度つけ込んだら、それで完成です。

作り方は以上。簡単ですよね。

 

大根の皮以外にも、かぶなど他の野菜を一緒に漬けるとさらに美味しくなります。

いっしょに漬けるものも色々試してみると楽しいですよ。

 

ポン酢漬物バージョン

続いてポン酢で漬ける場合です。まあやり方はほぼ同じです。

一応、用意するものは下記の通りです。

  • 大根の皮(1本分)
  • ポン酢

の2つのみ。先程よりもシンプルにできます。

作り方も割りとシンプルになります。

 

1.大根の皮を細切りにする

先程のめんつゆバージョンと同じ。

お好みの大きさに切ってください。

 

2.ポン酢に浸す

切った大根の皮をポン酢に浸します。ポン酢の場合は、ジップロックなどに入れる必要がありません。 

少し深さのあるお皿などにポン酢と大根をポイ!ポン酢の量ですが、皮がすこーし浸るくらいで大丈夫です。

 

3.冷蔵庫で冷やす

最後、ラップを掛けて1日冷やします。

漬け込まないので、1日くらいは置いた方が、ポン酢が浸みて美味しくなっていきますよ。作ったら、1週間ほどで食べきりましょうね。

作り方は以上です。

 

もちろんですがこの場合、ポン酢を変えることで味も変わります。

なので味に飽きたらポン酢を変えるのもいいと思います。柚ぽんとかも個人的に好きですよ。

 

今回、大根の皮にフォーカスしましたが、野菜の皮レシピはまだまだたくさんあります。

その皮を捨てる前に、調理できないかご自身で探しすのもいいと思いますよ。私の方でもまた機会があれば書いていきますね。

 

野菜くずを出汁に使う

漬け物作りが白熱したため、若干何の記事かわからなくなりましたが、改めて今回は野菜活用、節約術の紹介です。

そして続いては、野菜くずの活用について。

 

日々料理をしていく中で、野菜くずは必ず出てきますよね。

これを出汁として活用する方法があるんですが、今まで捨ててたのが勿体ないと思いますよ。ぜひご覧あれ。

 

今回紹介するのは「ベジブロス」という方法です。

実は私も最近試し始めたのですが、美味しいし、健康・美容にも効果があるみたいで、ぶっちゃけハマってます。

 

まずベジブロスという名前の由来は「野菜(ベジタブル)+出汁(ブロス)」だそう。

そして主に使うのは、野菜の皮・種・ヘタ・根・葉・茎などです。

 

普段は躊躇なく捨てているところですよね。

でもベジブロスでは、これらを全部使っていきます。

 

これをすると、野菜の栄養をまるごと摂取することができ、また野菜の甘みが入ることで美味しさも格段にアップ!

さらにベジブロスは抗酸化作用も強いことから、肌のシミ・しわにも効果的なんだとか。(まあここは専門外なので、あくまでふーん程度に参考くださいね) 

 

つまりは節約だけでなく、美容にも効果的なベジブロスに興味が湧かないわけがないですよね。

ここからは、私が普段試している方法をご紹介しますね。

 

まず、用意するものは下記の通りです。

  • 野菜くず

以上。

ただ野菜くずは、複数種類入れた方が味が濃くなって美味しく仕上がります。 

 

私的には最低でも5種類以上の野菜くずを使いたいですし、少ない種類で作ったこともありますが、やはり美味しくなかったです。

あとは好みの範囲かもしれないので、一応耳に入れる程度にご参考に。

 

注意として、ゴーヤなどの苦みある野菜は不向きと言われています。

こちらも好みがあるかもなので、試してみるのはいいと思いますよ。結論、色々な野菜で自分好みのベジブロスを作ってみてください。

 

実際に、作り方を紹介しましょう。

手順は下記の通りです。

 

1.野菜を煮込む

鍋に適量の水と酒、そして捨てるはずだった野菜くずを入れてください。

すべて入れたら弱火でコトコト約20~30分煮ていきます。灰汁にも栄養素が含まれているので、取らないでおきましょう。

 

2.ざるや茶こしなどでこす

火を止めて、ざるや茶こしなどでこしたら、もう出来上がりです。

ただ煮込むだけなのでとっても簡単。

 

出来上がったベジブロスは3日間ほどまで冷蔵保存が可能です。

3日間以降は製氷機などで凍らせてください。それで保存はできます。味もほとんど落ちません。

 

ベジブロスを活用して以降、普段から作るスープ・ポトフ・ポタージュなどがさらに美味しくなりました。

あまりネットなどに載っていないので言うと、カレーに使うのがマジでおすすめです。お店で食べるような美味しくてコクのあるカレーになりますよ。

 

おまけ:ちょっとした節約保存術5選

これまで、野菜の活用方法をご紹介してきましたが、おまけ情報も追加しましょう。

いくら野菜を活用できて、も肝心の野菜が腐ってしまっては意味がないですよね。なので、足が早い野菜を少しでも長持ちさせる保存術を5つご紹介します。

 

レタスを長持ちさせる方法

見てもらうとわかるかと思いますが、レタスは芯の部分に「成長点」というものが存在します。

その成長点に爪楊枝を3本ほど奥まで深く刺してください。

 

これをすることで、レタスの成長を止めることができるんだとか。

そして外葉は、保湿のために巻いたままにしておきましょう。これだけで、レタスの鮮度は長持ちしますよ。

 

葉ものを長持ちさせる方法

根元が乾燥するとすぐにしなびてしまう水菜や三つ葉などの葉ものには、濡らしたペーパータオルを使いましょう。

濡らしたペーパータオルを乾燥しがちな根元に巻くことで、長持ち可能です。また、寝かせるよりも立てて保存することで、葉先がしょんぼりしにくくなります。

 

しょうがを長持ちさせる方法

野菜室にしょうがを置いておくと、いつの間にか乾燥してしまい、カチカチになっていることってありません?

このように乾燥しやすいしょうがですが、よく洗ったあとに、皮ごとしっかりお酒に漬けておくことで驚くほど長持ちするのです。

私の場合、ビンで保存していますが、野菜室で3 ヶ月ほど持ちますよ。

 

青じそを長持ちさせる方法

これは最初に書きました水栽培の方法と同じです。ビンなどに根元が浸かる程度の少量の水を れ、青じそをそのまま挿します。

そこにラップを掛けてあげれば、長持ち度アップ!根元にある水は、2日おきぐらいに交換してくださいね。じゃないと腐るので。

 

きのこ類を長持ちさせる方法

しいたけやしめじなどのきのこ類は、余分な水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、袋に入れて冷凍保存します。

袋がない場合は、ラップでも構いません。これだけできのこ類は長持ちしますし、保存する際に小分けにしておけば、料理をする際にも便利ですよ。 ぜひぜひご参考に!

 

まとめ

私なりではありますが、日頃試している節約術を3つまとめました。

主に野菜の活用・節約方法でしたが、毎日のように使う野菜を、無駄なく使うことで、毎月の食費節約に繋がりますよね。

 

それに節約しながらおかずが1品増えるのは、主婦としてめちゃくちゃ大きいはず。

主婦たちの日頃のこういった影の努力が家計を支えているはずですが、旦那は気づいているのでしょうか…。

 

まあでも美味しく料理を食べてくれるのでオッケーでしょう。

皆さんも挑戦してみてください。

 

まだまだ野菜の節約術はあるので、どんどん書いていきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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