こんにちは。
元コンビニ商品開発職ライターのしっしーです。
今日はオフなので近所の海辺を散歩しているのですが、なんせ真冬なので寒い!
こういう寒いときに食べたいものと言えば。みなさん何を想像しますか?
…そうですか。おでんや肉まんですか。。
ただ今のぼくのように散歩をしながら。それも片手でもっと気軽に食べれるものをチョイスしたい、おまけに暖かいものを食べたいという欲求が溢れ出したときはどうしましょう。
…難しいですよね。
ぼくも4時間半、考え抜いてやっと答えを見つけたのですが、ぼくが食べたくなったもの、もちろん聞きたいですよね。
ありがとうございます。
それは…
フランクフルト
です!
異論は受け付けません。
フランクフルトは暖かく気軽に食べれる上、海辺を散歩する際にも最適な食べ物です。(独断と偏見で)
という訳で今回は、大手コンビニ4社のフランクフルトを海辺でお散歩しながら比較していきたいと思います。
目次
セブンイレブン「スペシャルビックフランク」
スペシャルビックフランク 143円(税込154円) ※関東圏販売品
セブンイレブンはどれも王道の味を超えるほどクオリティが高い商品ばかりなので、今回も期待大です。
ちょっと待って下さいね。今開けますから。
ほら、顔が長いことで有名な僕と比べてもこんなに大きなフランクが登場しました。
見た目はやはり王道を攻めてくるセブンイレブンらしいフランクフルトですね。
早速食べてみたいと思います。
うむ、やはりセブンイレブンらしいスタンダードのレベルが高い商品と言えますね。
肉の旨味をしっかりと残しつつ、くどくないフランクフルトはマスタードとケチャップに合うと思います。
おお、意外とケチャップとマスタードかけるの難しいな。
うん、これは誰もが好きなフランクフルトですね。食感はパリッとではなく、柔らかくて口の中に肉の旨味が広がるのでフランクフルトを最大限楽しめます。
セブンイレブンは誰もが好きな絶妙な所を狙ってくる能力は半端ないですし、しかもそのレベルが高いのでもう一位はセブンイレブンでいいんじゃないでしょうか?
ファミリーマート「ジャンボフランク」
見て下さい!こんなに大きなジャンボフランクを発見しましたよ!
早速食べてみたいと思います!どんな味がするかなぁ〜?
まず〜い。なんなのコレ?
こんなの食えるか〜!
(やばい、このくだりが面白くなさすぎて死にそう‥)
さらに寒くなりそうなのでファミリーマートの紹介にいってみましょう。
ジャンボフランク 143円(税込154円) ※関東圏発売
ファミリーマートのジャンボフランクは当たり付きで、当たりが出ればもう一本もらえます。
当たり付きと聞くとなんだか食べるのが楽しみになってきてしまいますよね。
あ〜楽しみだなぁ。当たりが出たら嬉しいなぁ。
こうやってワクワクしながら食べられるのもポイント高いですよね。
ファミリーマートのフランクフルトはセブンイレブンよりも大きいです。
調べた結果、今回の大手4社の中でもっとも大きいことが判明しました。ボリューム満点でがっつり食べたい人にはおすすめですね。
(当たりはまだか‥)
味と食感はセブンイレブンに割と似ている気がします。柔らかい食感で、中から旨味が出てくる感じがセブンイレブンぽい。
やはりファミリーマートはセブンイレブンを猛追しているのでさすがとしか言いようがありませんね。
セブンイレブンは肉の旨味を活かしたフランクフルトでしたが、ファミリーマートは味付けにこだわりを感じられました。
絶妙な塩加減でお酒のおつまみやランチと合わせてもいいかもしれません。
ちなみに
(くじ外れとるやん!)
ローソン「ジャイアントポークフランク」
海はやっぱり開放的気分になりますね。
なんだか叫びたい気分になったので大海原に向かって
ヤッ‥‥ローソーン!
というわけで、ローソンのフランクフルトを食べていきたいと思います。 ジャイアントポークフランク 139円(税込150円) ※関東圏発売品
ローソンは独自路線を進んでいるのでどんなフランクフルトが登場するのか楽しみですね。
前回のシュークリーム対決の記事でもセブンイレブンやファミリーマートとは全く違うシュークリームを販売していましたし。
ていうか海に落ちそうで怖いし、落ちたら‥写真撮りまくってね。
とカメラマンさんに伝えつつローソンのフランクフルトを開封していきます。
おお!これはローソンらしい独自路線フランクフルトですね。
あえてスタンダードから外れてるの‥僕は好きです。
これはブラックペッパーでしょうか?見た目からそのパンチが伝わってきます。
これはビールだわ‥。
ブラックペッパーのパンチ力と濃いめの味付けがたまりません。
あとほんのりマスタードの風味がするのは僕だけでしょうか?これは完全にビールやワインで一杯やりたくなりますね。
最近思うのですが、ローソンはワインなどのお酒関係に力を入れているので、ワインコーナーで美味しそうなワインを入手して、このフランクフルトをおつまみに買ってもいいかもしれません。
串から外して、食べやすい大きさにカットしたらワインに合うおしゃれなおつまみに変わるはずです。
いや、ローソンのフランクフルトはレベル高めでしたね。
他とは違った商品を開発する力はずば抜けています。
ミニストップ「フランクフルト」
波だあぁぁ〜!
さて、いよいよフランクフルト食べ比べも残すところミスにトップだけになりました。
ちなみに僕はミニストップにほとんど行ったことがありません。僕の住んでいた県にはミニストップがなく、コンビニ商品開発時代もなかなか調査に行けていませんでした。
大手3社の次に頑張っているコンビニといった位置づけで、ローソンと同じく独自路線を進んでいる会社というイメージはありますね。あと、女性が好きそうなスイーツも豊富らしくお店も黄色くてロゴも可愛いです。
さあ、早速食べていきましょう。
ちょ‥おまっ‥
やばい‥独自路線でお散歩をしているワンちゃんにフランクフルトを奪われる!
なんとかなだめてワンちゃんに帰ってもらう図。
さあ、気を取り直してミニストップのフランクフルトを食べていきましょう!
フランクフルト 121円(税込130円) ※全国発売品(一部取り扱いがない店舗あり)
他のコンビニと比べて小ぶりなフランクフルトですが、値段が抑えられていて女性にも食べやすい大きさですね。150円前後の大きなフランクフルトが多い中、価格を下げて小さくて食べやすいものを発売しているのはポイント高いです。
見た目ですが、どのコンビニよりも色が濃くて燻製っぽい感じがします。匂いもスモーキーな香りがしているので、これは美味しそうな予感しかしませんね。
これはほのかに香るスモークと厚めの皮がベストマッチしています。
皮がパリッとしていてソーセージに近い食感で、お酒のおつまみにもいいかもしれません。特に燻製感があるのでビールとワインに合いそうですね。
見てください、この皮が美味しさのポイントです。
皮に香りと旨味がぎゅっと詰まっている感じがします。
王道と独自路線の二極化対決
コンビニのフランクフルト食べ比べですが、王道をゆくセブンイレブンとファミリーマート。
そして、独自路線をゆくローソンとミニストップで大きく分かれました。
王道を攻めるのもいいですが、競争が激しいコンビニ業界では独自路線を進むのも一つの手だと思います。
今回の勝負を判定するために一覧表を作ってみました。
価格 | 大きさ | 特徴 | |
セブンイレブン | 143円(税込154円) | ☆☆☆☆ | 肉の旨味がしっかりしていて、素材を生かしている。 まさに王道のフランクフルトでこれを買えば間違いない。 |
ファミリーマート | 143円(税込154円) | ☆☆☆☆☆ | しっかりとした味付けで旨味と塩味のバランスが良い。 4社の中でもっとも大きくボリュームがあるのがポイント。 |
ローソン | 139円(税込150円) | ☆☆☆ | ブラックペッパーがいいアクセントになっており、お酒のおつまみとして最適な味付けが良い。 独自路線のローソンならではといったところ。 |
ミニストップ | 121円(税込130円) | ☆☆ | スモーキーな香りとパリッと美味しい皮がやみつきになりそう。 小さいが価格も抑えられていて女性でも買いやすい印象。 |
コンビニフランクフルトの王者はいかに?
大手4社のフランクフルトを食べてきましたが、いよいよ王者を決定しなければなりません。
今回の対決では王道タイプと独自路線タイプに大きく別れたのでそれが勝敗を決める要因になることは間違いありません。
しかし、大きな悩みが僕に降りかかっているんですよね。
(俺フランクフルトあんまり好きじゃないんだよな‥)
と言うことでフランクフルトをほとんど食べない僕が本当に美味しいと思ったフランクフルトを決定したいと思います。
完全に僕の独断と偏見に思うかもしれませんが、同行したカメラマン2名にも食べてもらった結果、全員一致で同じものが美味しいという意見になったのでお伝えしておきます。
さて、コンビニ大手4社の中で一番フランクフルトが美味しいのは‥
(あっ‥)
ミニストップのフランクフルトに決定しました。まさかのミニストップが一位にランクインしてしまいましたが、これがずば抜けて一番美味しかったです。
柔らかい食感ではなくパリッとした皮がアクセントになり中のジューシーな柔らかさを引き立てていました。
さらに、燻製の風味が鼻から抜けていくのはポイントが高く、他社のフランクフルトでは感じられなかったです。
あと、値段が一番手頃でサイズも小さいので他の商品との買い合わせもしやすいのではないでしょうか?海辺で食べ歩きするにしてもコンパクトで持ち運びしやすかったです。
フランクフルトは差別化競争が激しい
さて、ミニストップが王者に輝きましたがコンビニのフランクフルトは競争が激しくなってきていることが伺えます。
王道を極めていくか、差別化して新たなニーズを摑み取るか難しいところですね。
王道のフランクフルトであればセブンイレブンが一番美味しいのではないでしょうか?
肉の旨味が凝縮していて王道を極めていくセブンイレブンらしい商品になっています。がっつり食べたい人にはファミリーマート、お酒と楽しむならローソンといった感じでしょうか。
個人的にはローソンのフランクフルトもかなり美味しかったので、僕は変わった商品が好きな男なんだと再確認することができました。
これからもコンビニ商品を比較しまくっていくのでお楽しみに。
前回の女子ウケするコンビニシュークリーム比較記事はコチラ