転職でフリーターから正社員へ!面接やエージェント活用法について解説

大学の新規卒業者を対象とした採用を新卒採用と呼ぶことは、多くの人が知っているでしょう。

それに対し、社会人として経験がある人を対象とした採用は、中途採用と呼ばれます。中途採用の目的は、即戦力となる人を探すこと。今まで活躍していた社員が辞めてしまったため、そのポジションを埋めたいと考えているのです。

 

正社員の経験がないフリーターは、経験不足と見られてしまい、転職活動に苦戦してしまうことが多くあります。

さらに、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、日本経済にも影響を及ぼしています。会社都合で突然辞めなくてはならなくなった人も数多くいるでしょう。

 

数年前までは売り手市場と言われていましたが、これから当分の間は買い手市場になることが考えられます。

そのような中でも、フリーターが正社員になる方法はあるのです。

 

フリーターから正社員になるための転職活動の戦略

フリーターから正社員になることは可能です。

ですが、やみくもに転職活動をしても思うような結果は出ないでしょう。フリーターが転職活動で正社員になるためには、いくつかの戦略を考える必要があります。

 

たくさんの求人を探し応募してみる

まずは、たくさんの求人に応募しましょう。

可能性を広げることは、仕事探しにおいて基本的かつ大切なことです。

 

人との相性があるように、企業や面接官との相性もあります。この相性は、実際に書類を送ったり面接に行ったりしないと最後までわからないのです。

できる限り多くの企業にアクションを起こしてみることで、広い目で相性を確認することができます。

 

例えば、現在アルバイトをしているとします。

ある企業では「アルバイトは経験といえない」と判断するでしょう。ほかの企業の場合には「アルバイトであっても経験をしっかり積んでいる」と判断することもあるのです。

 

また、経験不足であっても、雰囲気や話し方などからこれからの成長を見込んで採用してくれることもあります。

実際にアクションを起こすことで、こういったチャンスが生まれる可能性もあるでしょう。

 

転職エージェントを多数訪問してみる

転職エージェントを利用して転職活動をする人は多いですよね。

こちらを利用するときにも、多数のエージェントを訪問することが大切です。

 

訪問する数が多いほど、求人を紹介してもらえる数が増えて採用のチャンスも増えていきます。

さらに、転職エージェントによって求人の特長が違うことも。いくつかのエージェントを訪れることで転職活動の幅を広げることができるでしょう。

 

また、面接対策のためにも大切な行動といえます。

大手の転職エージェントは、求人数に期待ができるでしょう。ですが、利用者が多いことから面接対策などのフォローが手薄になってしまう可能性があります。

 

あまり知名度の高くないエージェントは、大手と比べて求人数は劣るかもしれません。その分、企業に送る書類の添削や面接を想定した問答の練習といったフォローを手厚くしているところが多いです。

個人の背景を理解した上で対策を提案してくれることもあるので、弱みを強みに変えることもできるでしょう。

 

エージェントを利用するときには、それぞれの良い部分を利用することをおすすめします。

 

面接練習を徹底する

転職活動をするときに、面接は避けることができません。

自分の人間性や熱意をしっかりと伝えるために、面接の練習をしっかりと行いましょう。

 

面接で一番意識するべきポイントは、「面接は会話である」ということです。

伝えることに重きを置きすぎると、ひとつの質問に長々と答えがちになってしまいます。三文で答えることでテンポの良い会話になるでしょう。質問に対して結論を一文、説明を二文で話すと自然になるのでおすすめです。

 

また、面接の想定問答集を作りましょう。

面接を受けるたびに、どのような質問をされたのか、自分はどのように回答したのかをノートに記録します。その企業の面接に落ちたということは、自分の回答に原因があるかもしれません。想定問答集を作ることで、何が原因だったのか改善策はどうするか考えることができるでしょう。

企業によって差はありますが、質問はかぶることがほとんどです。面接を受けるたびに回答を練り直すことで、ブラッシュアップすることができます。

 

回答を作った後は、繰り返し声に出して練習してください。

文章で書いただけでは、実際に話すと不自然なこともあります。声に出すことで自然に、うまく話せるようになるでしょう。

 

このとき、暗記をする必要はありません。暗記をすると、思い出せないときに焦ってしまい、会話と呼ぶには不自然になってしまいます。

回答の大まかな内容を頭に入れることを意識しましょう。

 

まとめ:経歴に自信がなくて前に進めない人へ

新型コロナウイルス感染症の流行以降、買い手市場になり内定を取ることが難しい状況です。

そのようななかで転職活動をしていると、「自分のこの経歴ではずっと内定を取れないのではないか?」と不安に思うこともあるでしょう。

 

ですが、必ず突破口は存在します。たくさんの企業や転職エージェントとできる限り多くのコミュニケーションを取り、自分なりの戦略を考えてみてください。

この記事が、突破の糸口の一助になることを祈っています。

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